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ダイニングベンチでおしゃれな空間に!後悔しない選び方

はじめに:ダイニングベンチが注目される理由

「ダイニングスペースをもっとオシャレに、そして機能的にしたいな…」そう考えたときに、候補のひとつとして挙がるのが「ダイニングベンチ」ではないでしょうか。カフェやレストランでよく見かけるベンチスタイルは、どこか温かみがあって、くつろげる雰囲気が魅力的ですよね。

かつては学校の椅子のような、少し固くて実用一辺倒なイメージがあったかもしれませんが、最近のダイニングベンチはデザインも素材も実にさまざま。お部屋の主役になれるような素敵なものがたくさん登場しています。

でも、いざ自宅に置くとなると、「本当にうちのダイニングに合うのかな?」「チェアの方が使いやすいんじゃない?」「買ってから後悔したくない…」と、いろいろな疑問や不安が湧いてくるものです。

この記事では、そんなダイニングベンチに関するお悩みを解決するために、特定の商品を一切紹介せず、純粋にお役立ち情報だけをギュッと詰め込みました。ランキングやおすすめ商品の紹介はありません。その代わり、ダイニングベンチの基礎知識から、メリット・デメリット、後悔しないための選び方のポイント、おしゃれなレイアウト術、そして長く使うためのお手入れ方法まで、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説していきます。

この記事を読み終わる頃には、あなたにとって最適なダイニングベンチの姿が、きっと明確になっているはず。さあ、一緒にダイニングベンチの奥深い世界を探検しにいきましょう!

  1. はじめに:ダイニングベンチが注目される理由
  2. まずは知っておきたい!ダイニングベンチの基本
    1. ダイニングベンチとは?チェアとの違い
    2. ダイニングベンチの種類
      1. 背もたれありタイプ
      2. 背もたれなしタイプ
      3. L字型(コーナー)タイプ
      4. 収納付きタイプ
  3. 我が家には合う?ダイニングベンチのメリット・デメリットを徹底解説
    1. ダイニングベンチの嬉しいメリット
    2. 知っておきたいデメリットと対策
  4. これで失敗しない!ダイニングベンチ選びのチェックポイント
    1. 【サイズ編】快適な使い心地はサイズが命
      1. ベンチの横幅の決め方
      2. ベンチの奥行きの決め方
      3. ベンチの座面高の決め方
    2. 【素材編】デザインと機能性を左右する素材選び
      1. 木材(無垢材・突板など)
      2. ファブリック(布製)
      3. レザー(本革・合成皮革)
      4. スチール・アイアン
    3. 【座り心地編】長時間でも快適に過ごすために
      1. 座面の硬さ(クッション性)
      2. 背もたれの有無と角度
      3. 座面の素材
    4. 【デザイン編】お部屋のテイストに合わせるコツ
      1. ナチュラルテイスト
      2. 北欧テイスト
      3. モダンテイスト
      4. インダストリアルテイスト
      5. 和モダンテイスト
  5. もっと素敵に!ダイニングベンチのレイアウトアイデア
    1. 基本の配置パターン
      1. 片側ベンチ+片側チェア
      2. 両側ベンチ
      3. L字型ベンチの配置
    2. 空間を広く見せるコツ
    3. 他の家具との組み合わせ方
  6. ダイニング以外でも大活躍!ベンチの便利な使い方
    1. 玄関ベンチとして
    2. リビングのサブソファとして
    3. ベッドサイドのベンチとして
    4. 窓際に置いてリラックススペースに
    5. ディスプレイ台として
  7. 愛着を持って長く使おう!素材別メンテナンスガイド
    1. 木材のお手入れ
    2. ファブリックのお手入れ
    3. レザー(合成皮革)のお手入れ
    4. スチール・アイアンのお手入れ
  8. 購入前に解決!ダイニングベンチに関するQ&A
    1. Q. 子供がいる家庭で使う場合の注意点は?
    2. Q. ベンチに合うクッションやマットの選び方は?
    3. Q. 組み立ては難しい?
    4. Q. オーダーメイドはできる?
    5. Q. 処分するときの方法は?
  9. まとめ:あなたにぴったりのダイニングベンチを見つけよう

まずは知っておきたい!ダイニングベンチの基本

「ダイニングベンチ」と一言でいっても、実はさまざまな種類があります。まずは基本を押さえて、どんな選択肢があるのかを知ることから始めましょう。自分たちのライフスタイルに合ったベンチを見つけるための第一歩です。

ダイニングベンチとは?チェアとの違い

ダイニングベンチとは、その名の通り、ダイニングテーブルに合わせて使う長椅子のことです。一般的なダイニングチェアが一人掛けなのに対して、ベンチは二人以上が横に並んで座れるのが最大の特徴です。

チェアとベンチ、どちらが良い・悪いというわけではありません。それぞれに得意なこと、不得意なことがあります。例えば、チェアは一人ひとりのパーソナルスペースが確保され、立ち座りがしやすいのが魅力。一方、ベンチは省スペースでありながら、詰めて座れば想定以上の人数に対応できる柔軟性があります。この違いを理解することが、自分たちのダイニングにどちらが向いているかを判断するカギになります。

ダイニングベンチの種類

ダイニングベンチは、大きく分けて4つのタイプに分類できます。それぞれの特徴を知って、理想のダイニング空間をイメージしてみてください。

背もたれありタイプ

ソファのように背中を預けて座れるタイプのベンチです。最大のメリットは、安定感があり、長時間座っていても疲れにくいこと。食事の後も、そのままくつろぎながらお茶を飲んだり、おしゃべりを楽しんだりするご家庭にぴったりです。デザインによっては、ダイニングの主役になるほどの存在感を放ちます。

一方で、背もたれがある分、どうしても空間に圧迫感が出やすいという側面もあります。また、背もたれなしのタイプに比べて、価格が少し高くなる傾向があることも知っておくと良いでしょう。お部屋の広さや予算とのバランスを考えることが大切です。

背もたれなしタイプ

最もシンプルで、ベンチと聞いて多くの人がイメージするのがこのタイプかもしれません。最大の魅力は、見た目のスッキリ感です。背もたれがないため視線が抜け、空間に圧迫感を与えません。お部屋を広く見せたい場合に、とても効果的です。

また、前後どちらからでも座ることができ、テーブルの下にすっぽりと収納しやすいのも便利な点。使わないときはしまっておけば、ダイニングスペースを広く使えます。さらに、ダイニング以外でも、玄関やリビング、寝室など、さまざまな場所で活躍してくれる汎用性の高さも持ち合わせています。

デメリットとしては、背もたれがないため、長時間座っていると姿勢が崩れて疲れを感じやすいことが挙げられます。壁際に設置して壁を背もたれ代わりにしたり、クッションを活用したりといった工夫で、快適性をアップさせることができます。

L字型(コーナー)タイプ

ダイニングスペースの角(コーナー)を有効活用できるように、L字型にデザインされたベンチです。デッドスペースになりがちなコーナー部分にぴったりと収まるため、空間に無駄が生まれません

テーブルを囲むように配置することで、座っている人たちの間に一体感が生まれ、自然と会話が弾むようなアットホームな雰囲気を作り出してくれます。まるでカフェのソファ席のような、特別な空間を演出できるのが魅力です。

ただし、その形状から、一度設置するとレイアウトの変更がしにくいという点は考慮しておく必要があります。他の部屋で使うといった応用も難しいため、購入前に設置場所のサイズを正確に測り、動線をしっかりとシミュレーションすることが非常に重要になります。

収納付きタイプ

座面の下が収納スペースになっている、まさに一石二鳥のベンチです。ダイニング周りは、ランチョンマットやカトラリー、子供のおもちゃ、ティッシュのストックなど、何かと物が増えがち。そうした細々としたものをスッキリと隠して収納できるのは、とても大きなメリットです。

座面を開けるタイプや、引き出しが付いているタイプなど、収納の仕方もさまざま。生活感が出やすいものをサッとしまえるので、急な来客時にも慌てずに済みます。

デメリットとしては、収納部分がある分、ベンチ自体が重くなることが挙げられます。頻繁に動かして掃除をしたい場合には、少し大変に感じるかもしれません。また、構造が複雑になるため、価格も比較的高めに設定されていることが多いです。

我が家には合う?ダイニングベンチのメリット・デメリットを徹底解説

ダイニングベンチは、おしゃれで便利なアイテムですが、もちろん良いことばかりではありません。ご家庭のライフスタイルや価値観によっては、デメリットが大きく感じられる場合もあります。ここでメリットとデメリットの両方をしっかりと理解し、本当に我が家に合うのかを冷静に判断してみましょう。

ダイニングベンチの嬉しいメリット

まずは、ダイニングベンチを導入することで得られる、たくさんの嬉しいポイントを見ていきましょう。

  • 省スペースになる
    チェアを2脚置く場合と、2人掛けのベンチを1脚置く場合を比較すると、ベンチの方が占めるスペースは少なくなります。チェアは座るために後ろに引くスペース(約60cm~80cm)が必要ですが、ベンチは横からスライドして座れるため、壁際にピッタリつけて配置することも可能です。限られたダイニングスペースを有効活用したい場合に、大きなメリットとなります。
  • 小さな子供がいても安心感がある
    小さな子供は、食事中に身を乗り出したり、椅子の上で動いたりすることが多いですよね。一人掛けのチェアだと、バランスを崩して転倒しないか心配になることも。その点、ベンチなら座面が広く安定感があるため、比較的安心して座らせることができます。親子で隣に並んで座れば、食事のサポートもしやすいですよ。
  • 人数に柔軟に対応できる
    「友達が遊びに来て、椅子が足りない!」なんて経験はありませんか?チェアは1脚に1人しか座れませんが、ベンチなら詰めて座ることで、普段より多い人数に対応できます。来客が多いご家庭にとっては、非常に心強い存在です。明確な区切りがないからこその柔軟性は、ベンチならではの強みと言えるでしょう。
  • 家族のコミュニケーションが取りやすい
    ベンチに座ると、自然と隣の人との距離が近くなります。この物理的な近さが、心理的な距離も縮めてくれる効果があると言われています。特に親子で座れば、自然なスキンシップが生まれ、温かいコミュニケーションの時間を育んでくれるでしょう。食事の時間だけでなく、リビング学習の場としても活躍します。
  • カフェのようなおしゃれな雰囲気になる
    なんといっても、ダイニングベンチを置くと、空間がグッとおしゃれになります。特に、異素材のチェアと組み合わせる「ミックススタイル」は、まるでカフェのようなこなれた雰囲気を演出できます。インテリアのアクセントとして、ダイニングの印象を大きく変えたいと考えている方には、ぴったりのアイテムです。
  • 圧迫感がなく部屋が広く見える(背もたれなしの場合)
    背もたれのないタイプのベンチは、視線を遮るものがないため、空間に圧迫感を与えません。ダイニングテーブルの下にすっぽり収めてしまえば、さらにスッキリとした印象に。ワンルームやコンパクトなダイニングなど、少しでも部屋を広く見せたい場合に、その効果を大いに発揮してくれます。

知っておきたいデメリットと対策

次に、導入してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、デメリットとその対策もしっかりと確認しておきましょう。

  • 隣の人との距離が近い
    メリットとして挙げた「距離の近さ」は、時としてデメリットにもなります。パーソナルスペースを大切にしたい方にとっては、隣の人との距離が近いことがストレスに感じるかもしれません。特に体格の良い方同士だと、窮屈に感じてしまうことも。家族の性格や関係性を考慮する必要があります。
  • 立ち座りの際、隣の人に気を使うことがある
    ベンチの中央や奥に座っている人が席を立つとき、どうしても隣の人に「ちょっとごめんね」と声をかけて、一度立ってもらう必要が出てくる場合があります。特に、頻繁に席を立つ人がいる場合や、食事の時間が家族でバラバラなご家庭では、少し不便に感じるかもしれません。対策としては、出入りの多い人は通路側のチェアに座る、などのルールを決めておくとスムーズです。
  • 長時間座ると疲れることがある(特に背もたれなし)
    背もたれのないベンチは、長時間同じ姿勢で座っていると、背中や腰に負担がかかりやすくなります。食事をする短い時間なら問題なくても、その後のくつろぎタイムや、在宅ワークなどで長時間使用する場合には、注意が必要です。対策としては、壁際に設置して寄りかかれるようにしたり、座り心地の良いクッションや座布団を活用したりするのがおすすめです。
  • 一人分のスペースが曖昧
    チェアのように一人分のスペースが明確に決まっていないため、つい自分の荷物を横に置いてしまったり、だんだんと座る位置がズレてきたりすることがあります。これが原因で、座れる人数が減ってしまうことも。きっちりとした空間を好む方には、この曖昧さが気になるかもしれません。
  • テーブルの下に収納しにくい場合がある
    背もたれなしのベンチでも、テーブルの脚の形状や位置によっては、きれいに収納できないことがあります。特に、テーブルの四隅に太い脚があるタイプの場合、ベンチの脚と干渉してしまう可能性があります。購入前には、テーブルの脚と脚の間の寸法(内寸)を必ず測り、ベンチが収まるかどうかを確認することが不可欠です。

これで失敗しない!ダイニングベンチ選びのチェックポイント

さあ、いよいよ具体的なダイニングベンチ選びの段階です。ここでは「サイズ」「素材」「座り心地」「デザイン」という4つの重要なチェックポイントに分けて、後悔しないための選び方を徹底的に解説します。一つひとつ確認しながら、あなたの家にぴったりの一台を見つけ出しましょう。

【サイズ編】快適な使い心地はサイズが命

ダイニングベンチ選びで最も重要と言っても過言ではないのが「サイズ」です。見た目がどんなに気に入っても、サイズが合わなければ快適に使うことはできません。ここでは「横幅」「奥行き」「座面高」の3つの観点から、最適なサイズの選び方を見ていきましょう。

ベンチの横幅の決め方

ベンチの横幅は、座る人数とダイニングテーブルのサイズによって決まります。一般的に、大人が一人快適に座るために必要な幅は、約60cmが目安とされています。

例えば、2人がゆったり座りたいなら「60cm × 2人 = 120cm」以上の幅があると良いでしょう。もし、小さなお子様を含めて3人で座る可能性があるなら、130cm~140cm程度の幅を検討すると、柔軟に対応できます。

そして、もう一つ絶対に確認しなければならないのが、ダイニングテーブルの脚と脚の間の寸法(内寸)です。ベンチをテーブルの下に収納したい場合、ベンチの横幅がこの内寸よりも小さくなければなりません。デザインにばかり目が行きがちですが、メジャーを持ってテーブルのサイズを測ることを忘れないでください。目安として、テーブルの内寸よりも5cm~10cmほど短いベンチを選ぶと、出し入れがスムーズです。

ベンチの奥行きの決め方

ベンチの奥行きは、座り心地とスペースのバランスに影響します。奥行きが浅すぎると、座った時に安定感がなく、窮屈に感じてしまいます。逆に深すぎると、深く腰掛けたときに膝裏が座面の縁に圧迫されたり、小柄な方だと足が床に着きにくくなったりすることがあります。

一般的なダイニングベンチの奥行きは、40cm~45cm程度のものが多く、このあたりが標準的な座りやすさを確保できるサイズ感です。背もたれ付きのタイプの場合は、もう少し奥行きが深くなり、50cmを超えるものもあります。

設置スペースに限りがある場合は、通路の幅もしっかりと考慮しましょう。ベンチを置いたときに、人がスムーズに通れる動線(最低でも60cm程度)が確保できるかを確認することが大切です。

ベンチの座面高の決め方

座り心地を決定づける非常に重要な要素が、ベンチの「座面高(床から座面までの高さ)」です。そして、これはベンチ単体で考えるのではなく、必ず手持ちのダイニングテーブルの高さとの関係で考えなければなりません。

快適な食事や作業をするための、テーブルの天板と椅子の座面の高さの差を「差尺(さじゃく)」と呼びます。この差尺が適切でないと、腕が疲れたり、太ももが圧迫されたりして、非常に使い心地が悪くなってしまいます。

一般的に、理想的な差尺は27cm~30cm程度とされています。
計算式は以下の通りです。

適切なベンチの座面高 = テーブルの天板の高さ – 差尺(27cm~30cm)

例えば、高さ72cmのテーブルなら、座面高が42cm~45cmのベンチが適切ということになります。ご自宅のテーブルの高さを正確に測り、この計算式に当てはめて、最適な座面高のベンチを選びましょう。

テーブルの高さ 推奨されるベンチの座面高の目安
70cm 40cm~43cm
72cm 42cm~45cm
75cm 45cm~48cm

【素材編】デザインと機能性を左右する素材選び

ダイニングベンチの印象や使い勝手は、使われている素材によって大きく変わります。それぞれの素材が持つ特徴やメリット・デメリットを理解して、デザインの好みだけでなく、ライフスタイルに合ったものを選びましょう。

木材(無垢材・突板など)

最もポピュラーで、多くの人に愛されているのが木製のベンチです。天然木ならではの温かみのある風合いや、美しい木目は、どんなインテリアにも馴染みやすく、ダイニングに安らぎを与えてくれます。

木材には、丸太から切り出したそのままの木である「無垢材」と、ベースとなる木材の表面に薄くスライスした天然木を貼り付けた「突板(つきいた)」などがあります。無垢材は、重厚感があり、傷がついても削り直すことで修復でき、使い込むほどに味わいが増すのが魅力です。一方、突板は無垢材に比べて軽量で、反りや割れが起きにくく、比較的安価なのがメリットです。

オーク、ウォールナット、アッシュ、パインなど、木の種類によっても色味や木目が異なるので、お部屋の雰囲気やテーブルの素材に合わせて選ぶ楽しみがあります。

ファブリック(布製)

座面が布地で覆われているタイプのベンチです。最大の魅力は、柔らかな座り心地と豊富なカラーバリエーション。お部屋のアクセントになるような鮮やかな色を選んだり、他のインテリアと色味を合わせたりと、コーディネートの幅が広がります。

冬場でもヒヤッとせず、温かみのある肌触りも嬉しいポイントです。一方で、デメリットは汚れやすいこと。特に食べこぼしや飲みこぼしがシミになりやすいため、小さなお子様がいるご家庭では注意が必要です。

その対策としておすすめなのが、座面のカバーが取り外して洗濯できる「カバーリングタイプ」です。汚れても手軽に洗えるので、いつでも清潔に保つことができます。季節に合わせてカバーの色を変えて、模様替えを楽しむのも素敵ですね。

レザー(本革・合成皮革)

レザー張りのベンチは、ダイニングに高級感と重厚感をもたらしてくれます。しっとりとした質感が、上質で落ち着いた大人の空間を演出します。

レザーには、動物の皮を加工した「本革」と、布地の上に樹脂をコーティングした「合成皮革(PUレザー、PVCレザー)」があります。本革は、耐久性が高く、使い込むほどに風合いが増す経年変化を楽しめるのが魅力ですが、価格が高く、水濡れや乾燥に弱いなどデリケートな手入れが必要です。

一方、合成皮革は、比較的安価で、水や汚れに強いのが最大のメリット。汚れてもサッと拭き取れるので、小さなお子様がいるご家庭でも安心して使えます。ただし、本革に比べると通気性が悪く、長年使っていると表面がひび割れたり剥がれたりすることがあります。

スチール・アイアン

脚の部分などにスチールやアイアンなどの金属が使われているベンチです。シャープでスタイリッシュな印象を与えるため、モダンテイストやインダストリアルテイストのインテリアと相性抜群です。

華奢なデザインでも強度を保てるため、空間に圧迫感を与えず、スッキリとした足元を演出できます。木製の座面と組み合わせることで、無骨さの中に温かみが加わり、絶妙なバランスのデザインになります。

デメリットとしては、冬場に触れると冷たく感じることや、床を傷つけやすい可能性があることが挙げられます。脚の裏に保護用のフェルトを貼るなどの対策をすると良いでしょう。

【座り心地編】長時間でも快適に過ごすために

ダイニングは食事をするだけの場所ではありません。食後におしゃべりをしたり、子供が宿題をしたり、ちょっとした作業をしたりと、意外と長く座っていることも多いもの。だからこそ、「座り心地」は絶対に妥協したくないポイントです。

座面の硬さ(クッション性)

ファブリックやレザーのベンチの場合、座り心地を左右するのが内部のクッション材です。主に使われるのは「ウレタンフォーム」ですが、この密度や硬さによって座り心地は大きく変わります。

柔らかすぎるクッションは、座った瞬間は心地よく感じても、長時間座っているとお尻が沈み込みすぎてしまい、かえって疲れてしまうことがあります。逆に硬すぎると、お尻が痛くなってしまいます。適度な弾力と硬さを持ち、体をしっかりと支えてくれるようなクッション性のあるものを選ぶのがおすすめです。可能であれば、実際に座って試してみるのが一番です。

板座(木製の座面)の場合は、そのまま使うとお尻が痛くなりやすいので、後からクッションや座布団を敷くことを前提に考えると良いでしょう。

背もたれの有無と角度

前述の通り、背もたれの有無は快適性を大きく左右します。食事がメインで、あまり長くダイニングにいないというライフスタイルなら、スッキリとした背もたれなしタイプで十分かもしれません。

一方、食後もダイニングでのんびり過ごしたい、ソファ代わりにも使いたい、という場合は、背もたれありタイプが断然おすすめです。さらにこだわるなら、背もたれの「角度」にも注目してみましょう。少し後ろに傾斜しているものの方が、リラックスした姿勢で体を預けることができます。また、背もたれの高さも、肩甲骨の下あたりまでサポートしてくれるものだと、より安定感が増します。

座面の素材

座面の素材も座り心地に関わってきます。ファブリックは柔らかく温かみのある座り心地、レザーは適度な反発力とフィット感のある座り心地です。

板座のベンチは、一見硬くて座りにくそうに思えますが、実は体にフィットするように座面が削り出されているもの(座ぐり加工)もあります。こうした加工が施されていると、板座でも驚くほどお尻に馴染み、安定した座り心地が得られます。

【デザイン編】お部屋のテイストに合わせるコツ

機能性やサイズも大切ですが、やはり毎日目にするものだからこそ、デザインにもこだわりたいですよね。ここでは、代表的なインテリアのテイスト別に、どんなダイニングベンチがマッチするのかをご紹介します。

ナチュラルテイスト

明るい色の木材(オーク、アッシュ、パインなど)を使った、シンプルで温かみのあるデザインのベンチがぴったりです。座面は木製の板座や、ベージュ、グリーン、アイボリーといったアースカラーのファブリックを選ぶと、優しく心地よい空間になります。

北欧テイスト

ナチュラルテイストと共通する部分も多いですが、よりデザイン性が高く、曲線的なフォルムを取り入れたものがよく合います。脚が先細りになったテーパードレッグのベンチや、ペーパーコードで編まれた座面のベンチなども北欧らしい雰囲気です。アクセントとして、ブルーやイエローなど、少し彩度の高いファブリックを取り入れるのも素敵です。

モダンテイスト

直線的でシャープなデザインが特徴のモダンテイストには、無機質な素材を取り入れるのがポイント。スチールやアイアンの脚に、ブラックやホワイト、グレーといったモノトーンのレザー座面を組み合わせたベンチなどがおすすめです。木製でも、ダークブラウン系のウォールナットなど、濃い色味でシンプルなデザインのものを選ぶと、空間が引き締まります。

インダストリアルテイスト

工場や倉庫のような、無骨でヴィンテージ感のある雰囲気が魅力のインダストリアルテイスト。使い古したような風合いの木材(古材)と、黒いアイアンフレームを組み合わせたベンチは、まさに王道の組み合わせです。座面は、あえてムラのある加工が施されたレザーなどを選ぶと、より雰囲気が高まります。

和モダンテイスト

日本の伝統的な「和」の要素と、現代的な「モダン」を融合させたスタイルです。背の低い、直線的なデザインの木製ベンチがよく合います。木材は、落ち着いた色味のものがおすすめ。座面に畳やい草を使ったものや、濃い色のファブリックを合わせると、凛とした和の空間を演出しつつ、現代の暮らしにも馴染みます。

もっと素敵に!ダイニングベンチのレイアウトアイデア

お気に入りのダイニングベンチを見つけたら、次はいよいよレイアウトです。置き方ひとつで、ダイニングの使い勝手や印象は大きく変わります。ここでは、基本的な配置パターンから、空間を広く見せるコツまで、すぐに実践できるレイアウトアイデアをご紹介します。

基本の配置パターン

まずは、多くのご家庭で取り入れられている、基本となる3つの配置パターンを見ていきましょう。

片側ベンチ+片側チェア

ダイニングテーブルの片側にベンチを置き、もう片側にはダイニングチェアを2脚ほど置く、最もポピュラーでバランスの取りやすいスタイルです。

このレイアウトのメリットは、ベンチの「省スペース性」や「柔軟性」と、チェアの「パーソナル感」や「立ち座りのしやすさ」という、両方の良いとこ取りができる点にあります。例えば、普段は壁側にベンチを寄せてスペースを確保し、来客時には通路側に引き出して座る人数を増やす、といった使い方が可能です。

また、デザインの違うチェアを組み合わせることで、簡単におしゃれな「ミックススタイル」を楽しむことができます。初めてダイニングベンチを導入する方には、特におすすめのレイアウトです。

両側ベンチ

テーブルの両側に、同じデザインのベンチを2脚対面で配置するスタイルです。レストランのボックス席のような雰囲気で、非常に統一感のあるスッキリとした空間になります。

大人数での食事やパーティーが多いご家庭では、たくさんの人が座れるこのレイアウトが活躍します。テーブルを挟んで向かい合って座ることで、一体感が生まれ、会話も弾みやすくなります。

ただし、両側ともに出入りがしにくくなるため、通路幅には十分なゆとりが必要です。また、短辺側(テーブルの短い方の辺)にもチェアを置かない場合は、座れる人数が固定されやすいという側面もあります。

L字型ベンチの配置

L字型(コーナー)ベンチを、部屋の角に合わせて配置するスタイルです。デッドスペースになりがちなコーナーを有効活用できるのが最大のメリット。

テーブルを囲むように座るため、家族やゲストとの距離が近くなり、非常にアットホームでくつろげる空間になります。まるでリビングのソファのように、食事以外の時間もここで過ごしたくなるような、居心地の良いダイニングが生まれます。

注意点としては、一度設置すると場所を動かすのが難しく、レイアウトの自由度が低いことです。購入前に、設置場所の寸法を正確に測り、生活動線をしっかりとシミュレーションすることが何よりも大切です。

空間を広く見せるコツ

「ダイニングはあまり広くないけど、ベンチを置きたい…」そんな方のために、空間を広く、スッキリと見せるためのテクニックをいくつかご紹介します。

  • 背もたれなしタイプを選ぶ
    繰り返しになりますが、これが最も効果的な方法です。背もたれがないだけで、視線が奥まで通り、圧迫感が劇的に軽減されます。使わないときはテーブルの下にしまっておけば、さらに空間を広く使えます。
  • 壁付けにする
    ベンチの背面を壁にぴったりとつけて配置する「壁付け」は、省スペースの基本テクニックです。ベンチを引くためのスペースが不要になるため、ダイニング全体の動線を広く確保することができます。背もたれなしのベンチを壁付けすれば、壁を背もたれ代わりにすることもできます。
  • 明るい色のベンチを選ぶ
    インテリアの基本ですが、明るい色は「膨張色」と呼ばれ、空間を広く見せる効果があります。白やベージュ、明るい木目調のベンチを選ぶと、軽やかで開放的な印象になります。逆に、黒やダークブラウンなどの暗い色は「収縮色」ですが、空間を引き締めて見せる効果があるので、壁や床の色とのバランスを見て選びましょう。

他の家具との組み合わせ方

ダイニングベンチ単体で考えるのではなく、他の家具とのコーディネートを意識すると、お部屋全体の完成度がグッと高まります。

  • ダイニングテーブルとのバランス
    一番簡単なのは、テーブルとベンチの素材感や色味を合わせることです。同じシリーズで揃えれば、間違いなく統一感のある空間になります。上級テクニックとしては、あえて異なる素材を組み合わせる方法もあります。例えば、無垢材のテーブルにアイアン脚のベンチを合わせると、こなれたインダストリアルな雰囲気になります。
  • チェアとの組み合わせ
    片側ベンチ+片側チェアのスタイルにする場合、チェアとの組み合わせも楽しみの一つです。ベンチと同じデザインのチェアで揃えればスッキリとまとまりますし、あえて色や形の違うチェアを並べる「ミックスマッチ」も人気です。その際は、チェアの素材やテイスト、高さなどをある程度揃えると、バラバラな印象にならず、おしゃれにまとまります。
  • ラグとのコーディネート
    ダイニングテーブルセットの下にラグを敷くと、空間にまとまりが生まれます。ベンチやチェアを引いたときにも床を傷つける心配がありません。ベンチの色とラグの色をリンクさせたり、逆にシンプルなベンチに柄物のラグでアクセントを加えたりと、さまざまなコーディネートが楽しめます。

ダイニング以外でも大活躍!ベンチの便利な使い方

ダイニングベンチの魅力は、ダイニングだけで終わらないところにあります。そのシンプルで汎用性の高いデザインは、家のさまざまな場所で活躍してくれるポテンシャルを秘めているのです。ここでは、ダイニング以外での意外な活用術をご紹介します。

玄関ベンチとして

玄関にベンチが一つあると、暮らしがぐっと快適になります。靴を履いたり脱いだりするときに、ちょっと腰掛けられる場所があるのは、思った以上に便利なものです。特に、ブーツなど着脱に時間のかかる靴を履くときや、小さなお子様、ご年配の方がいるご家庭では重宝します。

また、買い物から帰ってきたときに、荷物を一時的に置くスペースとしても大活躍。床に直接置きたくないバッグなどをサッと置ける場所があるだけで、日々の小さなストレスが軽減されます。背もたれのないスリムなタイプなら、限られた玄関スペースでも圧迫感なく置くことができますよ。

リビングのサブソファとして

「ソファはあるけど、来客時には座る場所が足りなくなる…」そんなお悩みはありませんか?ダイニングで使っているベンチをリビングに移動させれば、立派なサブソファ(補助席)として活躍してくれます。

普段は壁際に置いておき、グリーンやクッションを飾るディスプレイ台として使いつつ、人が集まるときだけ中央に移動させる、といった使い方もスマートです。ソファと向かい合わせに置けば、自然と会話のしやすいレイアウトが完成します。

ベッドサイドのベンチとして

寝室にベンチを置くのも、海外のインテリア雑誌などでよく見かけるおしゃれな使い方です。ベッドの足元(フットベンチ)に置けば、ホテルライクで洗練された雰囲気を演出できます。

見た目がおしゃれなだけでなく、実用性も抜群。寝る前に読む本やスマートフォンを置いたり、翌日に着ていく服を準備しておいたり、脱いだルームウェアを仮置きしたりと、さまざまなシーンで役立ちます。ベッドサイドに置けば、サイドテーブルのような役割も果たしてくれます。

窓際に置いてリラックススペースに

日当たりの良い窓際にベンチを置いて、あなただけの特等席を作ってみてはいかがでしょうか。お気に入りのクッションを並べれば、日向ぼっこをしながら読書をしたり、外の景色を眺めながらコーヒーを飲んだりするのに最適なリラックススペースの完成です。

特に背もたれのないベンチなら、窓からの光を遮ることなく、開放的な空間を保てます。お気に入りのブランケットを置いておけば、少し肌寒い日でも温かく快適に過ごせますね。

ディスプレイ台として

ベンチ本来の使い方ではありませんが、その細長い形状はディスプレイ台として非常に優秀です。リビングや廊下の壁際に置いて、お気に入りの観葉植物やアートフレーム、おしゃれな洋書などを飾ってみましょう。

高低差をつけながら小物をリズミカルに配置するのが、おしゃれに見せるコツ。季節に合わせてディスプレイを変えれば、手軽にお部屋の雰囲気を変えることができます。収納付きのベンチなら、ディスプレイを楽しみつつ、見せたくないものは中にしまっておけるので一石二鳥です。

愛着を持って長く使おう!素材別メンテナンスガイド

せっかく慎重に選んだダイニングベンチですから、できるだけ長く、きれいな状態で使い続けたいですよね。そのためには、素材に合った適切なお手入れが欠かせません。ここでは、代表的な素材別のメンテナンス方法をご紹介します。正しいお手入れで、愛着のある家具へと育てていきましょう。

木材のお手入れ

温かみのある木製ベンチは、きちんとお手入れすれば、使い込むほどに味わいを増していきます。

  • 普段のお手入れ
    基本は、柔らかい布での乾拭きです。木目に沿って優しく拭き、表面のホコリを取り除きましょう。化学ぞうきんは、塗装を傷める可能性があるので、使用する場合は家具用と明記されているものを選びましょう。
  • 汚れが付いてしまったら
    水やジュースなどをこぼした場合は、すぐに乾いた布で拭き取ります。油汚れなどが付いてしまった場合は、固く絞った布で水拭きし、その後すぐに乾拭きして水分を残さないようにするのが鉄則です。
  • 定期的なメンテナンス(オイル仕上げの場合)
    表面がウレタン塗装ではなく、オイル仕上げの無垢材ベンチの場合、半年に一度から一年に一度程度、専用のメンテナンスオイルを塗り込むことをおすすめします。表面の乾燥を防ぎ、しっとりとした風合いを保つことができます。小さな傷であれば、目の細かいサンドペーパーで軽く削ってからオイルを塗ることで、目立たなくすることも可能です。

ファブリックのお手入れ

心地よい肌触りのファブリックですが、汚れやすいのが難点。こまめなお手入れで清潔を保ちましょう。

  • 普段のお手入れ
    布目に詰まったホコリや髪の毛、食べかすなどを、掃除機のブラシ付きノズルや、洋服用のブラシで定期的(週に1回程度)に取り除きます。これを習慣にするだけで、ダニの発生を抑制し、汚れが定着するのを防げます。
  • シミが付いてしまったら
    液体をこぼした場合は、乾いた布やティッシュを上から押し当てるようにして、水分を吸い取ります。このとき、絶対にゴシゴシと擦らないこと。汚れが広がってしまいます。その後、ぬるま湯に浸して固く絞った布で、シミの外側から中心に向かって叩くようにして汚れを移し取ります。最後に乾いた布で水分を取り、自然乾燥させましょう。
  • カバーリングタイプの場合
    カバーが取り外せるタイプなら、定期的に洗濯するのが最も衛生的です。ただし、素材によっては縮んだり色落ちしたりする可能性があるので、必ず洗濯表示を確認し、それに従ってください。

レザー(合成皮革)のお手入れ

水や汚れに強く、比較的お手入れが簡単なのが合成皮革のメリットです。

  • 普段のお手入れ
    普段は、乾いた柔らかい布で優しく拭くだけで十分です。
  • 汚れが付いてしまったら
    水拭きが可能です。固く絞った布で汚れを拭き取り、その後、必ず乾拭きをして水分が残らないようにしてください。しつこい汚れの場合は、薄めた中性洗剤を布に含ませて拭き、その後、洗剤が残らないように水拭き、乾拭きをします。
  • 長持ちさせるコツ
    合成皮革は、長期間の使用や直射日光によって、表面が硬化し、ひび割れ(加水分解)を起こすことがあります。直射日光が当たる場所を避けて設置することが、長持ちさせる一番の秘訣です。市販の合成皮革用の保護クリームなどを定期的に塗布するのも効果的です。

スチール・アイアンのお手入れ

丈夫なスチールやアイアンですが、湿気によるサビには注意が必要です。

  • 普段のお手入れ
    ホコリが付いたら、乾いた布で拭き取ります。
  • サビ対策
    湿気を避けることが何よりのサビ対策です。水滴などが付いたら、すぐに拭き取るように心がけましょう。もし、小さなサビが発生してしまった場合は、市販のサビ取り剤を使って早めに除去し、必要であればサビ止めスプレーなどを塗布しておくと、それ以上広がるのを防げます。

購入前に解決!ダイニングベンチに関するQ&A

ここまでダイニングベンチについて詳しく解説してきましたが、それでもまだ細かい疑問や不安が残っているかもしれません。ここでは、お客様からよく寄せられる質問とその回答をQ&A形式でまとめました。購入前の最後のチェックとして、ぜひ参考にしてください。

Q. 子供がいる家庭で使う場合の注意点は?

A. 小さなお子様がいるご家庭でダイニングベンチを選ぶ際は、「安全性」と「メンテナンス性」の2つを特に重視することをおすすめします。

安全性については、まず角が丸く加工されているデザインを選びましょう。子供が走り回って角に頭をぶつけてしまうリスクを軽減できます。また、子供がベンチの上で動いても倒れにくいよう、脚が太く、どっしりとした安定感のある構造のものを選ぶと安心です。

メンテナンス性については、食べこぼしや飲みこぼしは日常茶飯事です。汚れに強く、お手入れが簡単な素材を選びましょう。具体的には、合成皮革(フェイクレザー)や、座面が取り外して洗えるカバーリングタイプのファブリック、もしくはさっと拭ける木製や樹脂製のものが適しています。

Q. ベンチに合うクッションやマットの選び方は?

A. ベンチ用のクッションやマットは、座り心地を向上させ、見た目のアクセントにもなる便利なアイテムです。選ぶ際のポイントは「サイズ」「滑り止め」「デザイン」です。

まず「サイズ」ですが、ベンチの座面からはみ出さない、ジャストサイズか少し小さめのものを選びましょう。長さが調節できるロングタイプや、一人掛け用のクッションを2~3個並べるのもおしゃれです。

次に重要なのが「滑り止め」です。クッションの裏に滑り止め加工が施されているか、ベンチに固定するための紐が付いているタイプを選びましょう。そうでないと、座ったり立ったりするたびにクッションがズレてしまい、ストレスになります。

「デザイン」は、お部屋の雰囲気に合わせて自由に楽しんでください。ベンチと同系色でまとめるとシックな印象に、あえてアクセントカラーや柄物を選ぶと、ダイニングが華やかになります。季節ごとに素材や色を変えるのも楽しいですよ。

Q. 組み立ては難しい?

A. 多くのダイニングベンチは、配送コストを抑えるため、脚などを自分で取り付ける「組み立て式」で販売されています。難易度は製品によって異なりますが、基本的には一般的な組み立て家具を作った経験があれば、問題なく組み立てられるレベルのものがほとんどです。

通常は、六角レンチなどの必要な工具が付属しており、分かりやすい説明書も同梱されています。脚を数本のネジで固定するだけの簡単な作業が多いですが、背もたれ付きのタイプや収納付きのタイプは、少し工程が増える場合があります。組み立てが苦手な方や、時間に余裕がない方は、有料の組み立て設置サービスを利用するのも一つの手です。

Q. オーダーメイドはできる?

A. はい、家具工房やオーダーメイド家具を専門に扱うお店で、ダイニングベンチをオーダーメイドすることは可能です。

オーダーメイドの最大のメリットは、サイズ、素材、デザイン、色などをすべて自由に決められることです。「家のダイニングスペースにぴったり収まるサイズが欲しい」「手持ちのテーブルと全く同じ木材で作りたい」といった、既製品では叶えられない細かな要望に応えてもらえます。

一方で、当然ながら既製品に比べて価格は高くなり、注文してから完成までに数ヶ月単位の時間がかかることが一般的です。世界に一つだけの、こだわりのベンチを手に入れたいという方にとっては、素晴らしい選択肢となるでしょう。

Q. 処分するときの方法は?

A. ダイニングベンチが不要になった場合の処分方法は、いくつか選択肢があります。

  1. 自治体の粗大ごみとして出す
    最も一般的な方法です。お住まいの自治体のルールに従い、事前に申し込みをして、手数料(有料ごみ処理券など)を支払い、指定された日時に指定された場所に出します。料金やルールは自治体によって異なるので、必ずホームページなどで確認してください。
  2. リサイクルショップに買い取ってもらう
    まだ使えるきれいな状態のものであれば、リサイクルショップで買い取ってもらえる可能性があります。出張買取サービスを利用すれば、自宅まで査定・引き取りに来てくれるので便利です。
  3. フリマアプリやネットオークションで売る
    自分で価格を設定して個人間で売買する方法です。リサイクルショップよりも高く売れる可能性がありますが、写真撮影や商品説明の作成、梱包、発送などの手間がかかります。特に大型家具なので、配送方法や送料を事前にしっかり確認しておくことが重要です。
  4. 不用品回収業者に依頼する
    他の不用品とまとめて処分したい場合などに便利なサービスです。ただし、中には無許可で営業している悪質な業者もいるため、自治体の許可を得ているかなどを確認し、慎重に業者を選びましょう。

まとめ:あなたにぴったりのダイニングベンチを見つけよう

ここまで、ダイニングベンチの選び方から活用法まで、さまざまな情報をお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

ダイニングベンチは、ただ座るための道具ではありません。省スペースを実現し、家族のコミュニケーションを育み、ダイニング空間をおしゃれに彩ってくれる、可能性に満ちた家具です。

背もたれの有無、サイズ、素材、デザイン…。たくさんの選択肢がありますが、一番大切なのは、「自分たちの暮らしに合っているか?」を考えることです。

  • 家族構成や来客の頻度はどうか?
  • ダイニングでどのように過ごすことが多いか?
  • どんなインテリアの雰囲気が好きか?
  • お手入れにどれくらい時間をかけられるか?

こうしたことを一つひとつ考えていくことで、無数の選択肢の中から、あなたのご家庭にとって「これだ!」と思える一台がきっと見えてくるはずです。

この記事では、あえて特定の商品をご紹介しませんでした。それは、宣伝に惑わされることなく、純粋な知識とあなた自身の価値観で、最高のダイニングベンチを選んでほしいと願っているからです。

さあ、メジャーを片手に、まずはご自宅のダイニングテーブルのサイズを測ることから始めてみませんか?この記事が、あなたの理想のダイニング空間づくりの、確かな一歩となることを心から願っています。

この記事を書いた人
クッション先輩

きっちり整った部屋も素敵だけど、ちょっと抜けてるくらいが心地よくて、いつの間にか“ゆるインテリア”にハマりました。
このサイトでは、家具やインテリア雑貨を中心に、部屋づくりにまつわる「ちょっといいこと」を発信中。難しい話はなしで、“なんとなく好き”を大事にしたアイテム選びやレイアウトの工夫をゆるっと紹介しています。

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