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掛け時計で変わる!おしゃれな部屋作りと選び方

掛け時計、ただの時間確認ツールだと思っていませんか?

ふと壁に目をやると、そこにある「掛け時計」。毎日何度も見るものなのに、意外とこだわらずに選んでしまっていませんか?実は掛け時計って、ただ時間を教えてくれるだけの道具じゃないんです。お部屋の雰囲気をガラッと変えてくれる、インテリアの主役級アイテムなんですよ。

この記事では、特定の商品をおすすめしたり、ランキング形式で紹介したりすることは一切ありません。その代わりに、あなたのお部屋にぴったりの掛け時計を見つけるための「選び方のヒント」「おしゃれに見せるコツ」、そして「知っているとちょっと得する豆知識」を、たっぷりとご紹介していきます。宣伝なしだからこそ書ける、本当に役立つ情報だけをまとめました。

「どんな掛け時計を選んだらいいかわからない…」「お部屋をもっとおしゃれにしたい!」そんな風に思っているあなたのための、いわば「掛け時計の教科書」です。この記事を読み終える頃には、きっとあなたも掛け時計選びの達人になっているはず。さあ、一緒に奥深い掛け時計の世界を探検しにいきましょう!

  1. 掛け時計、ただの時間確認ツールだと思っていませんか?
  2. 掛け時計の基本的な選び方
    1. まずは基本から!ムーブメントの種類を知ろう
      1. クオーツ式とは?
      2. 電波時計とは?
      3. 機械式とは?
      4. スイープムーブメントとステップムーブメント
    2. サイズ感で印象は大きく変わる!お部屋に合った大きさの選び方
      1. 部屋の広さと時計の直径のバランス
      2. 実際に測ってみよう!メジャーとマスキングテープ活用術
    3. 素材で決まる!掛け時計の質感と雰囲気
      1. 木のぬくもりを感じる「木製」
      2. スタイリッシュでモダンな「金属製」
      3. 軽やかでデザイン豊富な「プラスチック製」
      4. 透明感と高級感のある「ガラス・アクリル製」
    4. 文字盤のデザインで視認性と印象が変わる
      1. アラビア数字(1, 2, 3...)
      2. ローマ数字(I, II, III...)
      3. インデックス(棒線)
      4. 数字なし
    5. 意外と大事!針のデザイン
  3. インテリアスタイル別・掛け時計の合わせ方
    1. 【北欧スタイル】シンプル&ナチュラルな空間に
    2. 【モダン・ミニマルスタイル】洗練された空間に
    3. 【インダストリアルスタイル】無骨でかっこいい空間に
    4. 【ナチュラル・カントリースタイル】温かみのある空間に
    5. 【アンティーク・ヴィンテージスタイル】趣のある空間に
    6. 【和室・和モダンスタイル】落ち着いた空間に
  4. 場所別・掛け時計選びのポイント
    1. リビング:家族が集まる中心に
    2. ダイニング:食事を楽しむ空間に
    3. 寝室:安眠を妨げない工夫を
    4. 子供部屋:楽しく時間を学べる工夫
    5. 書斎・ワークスペース:集中力を高める
  5. 掛け時計の取り付け方と注意点
    1. 失敗しない!壁への取り付け方法
      1. 取り付けたい壁の材質を確認しよう
      2. 壁の材質に合ったフックの選び方
      3. 取り付け位置の決め方
    2. こんな場所は避けるべき?設置場所の注意点
  6. 掛け時計のメンテナンスとお手入れ
    1. いつまでも美しく!日常のお手入れ方法
    2. 電池交換のポイントと注意点
    3. もしかして故障?トラブルシューティング
  7. 掛け時計の豆知識・楽しみ方
    1. 世界の面白い掛け時計
    2. 掛け時計を手作り(DIY)してみよう
    3. 掛け時計と風水の関係
  8. あなたにぴったりの掛け時計で、素敵な時を刻もう

掛け時計の基本的な選び方

まずは、掛け時計を選ぶ上で絶対に知っておきたい基本の「き」から見ていきましょう。デザインに目が行きがちですが、時計としての性能や大きさ、素材など、押さえておくべきポイントはたくさんあります。ここをしっかり理解しておけば、後悔しない時計選びができますよ。

まずは基本から!ムーブメントの種類を知ろう

ムーブメント…?なんだか難しそうな言葉が出てきましたね。でも、ご安心を!これは時計を動かしている「心臓部」のこと。この種類によって、時計の性格が大きく変わるんです。静かなものがいいのか、手間をかけてでも愛着の湧くものがいいのか、あなたのライフスタイルに合わせて選んでみましょう。

クオーツ式とは?

現在、最も一般的で広く普及しているのがこの「クオーツ式」です。水晶(クオーツ)に電圧をかけると一定の周期で振動する、という性質を利用して時を刻んでいます。なんだかハイテクな感じがしますよね。

メリットは、なんといっても時間の正確さです。月々の誤差は数秒から数十秒程度と、非常に高性能。また、構造がシンプルなため、比較的リーズナブルな価格帯のものが多いのも嬉しいポイントです。ほとんどが電池で動くので、手軽に使えるのが魅力ですね。

一方で、デメリットとしては、数年に一度の電池交換が必要になる点が挙げられます。また、機械式時計のような「職人の手仕事」といった趣は薄れるかもしれません。とはいえ、手軽さと正確さを求めるなら、まず間違いない選択肢と言えるでしょう。

電波時計とは?

「電波時計」は、クオーツ式の一種なのですが、さらにすごい機能を備えています。それは、標準電波送信所から発信される正確な時刻情報を含んだ電波を受信して、自動で時刻を修正してくれる機能です。つまり、面倒な時刻合わせが一切不要!いつでも寸分の狂いなく正確な時間を表示してくれます。

メリットは、この圧倒的な正確性に尽きます。テレビの時報とぴったり合う快感は、一度味わうとやみつきになるかもしれません。ズボラさんにはもってこいの機能ですね。

ただし、デメリットも存在します。鉄筋コンクリートの建物の中や、高圧電線の近く、家電製品のそばなど、電波を受信しにくい環境では、その真価を発揮できないことがあります。また、電波を受信するための機能が追加されている分、通常のクオーツ式時計よりは少し価格が高くなる傾向があります。引っ越し先で電波が受信できるか、といった点も考慮しておくと良いかもしれません。

機械式とは?

ゼンマイを巻いて、そのほどける力を動力にして時を刻むのが「機械式」です。おじいちゃんの家にあったような、大きな振り子時計をイメージすると分かりやすいかもしれません。電池やモーターを使わず、たくさんの歯車がカチカチと噛み合いながら動く様子は、まさに芸術品。眺めているだけでも飽きません。

メリットは、その独特の味わいと存在感です。正しくメンテナンスをすれば、何十年、あるいは世代を超えて使い続けることができます。電池交換も不要で、自分の手でゼンマイを巻くという行為自体が、時計への愛着を深めてくれます。「モノを大切に長く使いたい」という方にはぴったりです。

デメリットは、価格が比較的高価であることと、定期的なメンテナンス(オーバーホール)が必要になる点です。また、クオーツ式に比べると時間の精度は劣ります。数日に一度は時刻の微調整が必要になることも。手間がかかる子ほど可愛い、と思えるような、余裕のある大人向けの時計と言えるかもしれません。

スイープムーブメントとステップムーブメント

ムーブメントの種類としてもう一つ知っておきたいのが、秒針の動き方の違いです。「カチ、カチ」と1秒ずつ区切って動くのが「ステップムーブメント」。いわゆる、ごく一般的な時計の動きです。一方、秒針が「スーッ」と滑るように連続して動くのが「スイープムーブメント」です。

この二つの大きな違いは「音」です。ステップムーブメントは構造上、秒針が動くたびに「カチコチ」という作動音が発生します。この音が気になるという方も少なくありません。特に、静かな寝室などでは、この音が睡眠の妨げになってしまうことも。

対してスイープムーブメントは、作動音が非常に静か。耳を近づけないと聞こえないほどのものがほとんどです。そのため、寝室や書斎など、静かな環境で使いたい場合にはスイープムーブメントを選ぶのがおすすめです。「連続秒針」と表記されていることもありますよ。

サイズ感で印象は大きく変わる!お部屋に合った大きさの選び方

デザインがいくら素敵でも、お部屋の広さや壁の大きさに合っていないと、なんだかチグハグな印象になってしまいます。掛け時計は、大きすぎても小さすぎてもNG。お部屋とのバランスを考えた、最適なサイズを見つけることが大切です。

部屋の広さと時計の直径のバランス

あくまで一般的な目安ですが、お部屋の広さに合わせた時計の直径を知っておくと、選びやすくなります。

  • 6畳~8畳程度のお部屋:直径20cm~30cmくらいがバランスを取りやすいでしょう。コンパクトながらも、しっかりと時間を視認できる大きさです。
  • 10畳以上のリビングなど広い空間:直径30cm以上の、少し大きめで存在感のあるものがおすすめです。空間が引き締まり、インテリアのアクセントとしても映えます。

ただし、これはあくまで目安。壁一面が空いているのか、周りに家具やアートがあるのかによっても最適なサイズは変わってきます。大切なのは、壁面の余白とのバランスです。時計を掛けたい壁を少し離れた場所から眺めて、「このくらいの大きさがあったら素敵かな」とイメージを膨らませてみましょう。

実際に測ってみよう!メジャーとマスキングテープ活用術

「イメージだけじゃ不安…」という方におすすめなのが、購入前にサイズ感をシミュレーションする方法です。新聞紙や段ボールを、購入を検討している時計の直径に合わせて丸く(あるいは四角く)切り抜いてみてください。そして、それをマスキングテープで実際に壁に貼ってみるのです。

ソファに座った位置から、部屋の入り口から、様々な角度から眺めてみましょう。「思ったより大きいな」「もう少し小さい方がスッキリするかも」など、具体的なイメージが掴めるはずです。このひと手間が、購入後の「しまった!」を防ぐための最良の方法。ぜひ試してみてくださいね。

素材で決まる!掛け時計の質感と雰囲気

掛け時計の印象を大きく左右するのが「素材」です。お部屋のインテリアのテイストに合わせて素材を選ぶことで、統一感のあるおしゃれな空間を演出できます。

木のぬくもりを感じる「木製」

木製の時計は、なんといってもその温かみのある雰囲気が魅力です。ナチュラルテイストや北欧スタイル、カントリー調のインテリアには相性抜群。木目の美しさが、お部屋に安らぎと落ち着きを与えてくれます。

一口に木製といっても、使われる木の種類によって印象は大きく変わります。例えば、深い色合いで高級感のある「ウォールナット」、明るくはっきりとした木目が特徴の「オーク」、白木に近く優しい雰囲気の「メープル」など様々です。お部屋の床や家具の色と合わせると、より洗練されたコーディネートになりますよ。

スタイリッシュでモダンな「金属製」

シャープでかっこいい印象を与えたいなら、金属製の時計がおすすめです。インダストリアルスタイルやモダンスタイル、ミニマルなインテリアによく合います。クールで都会的な雰囲気を演出したい場合にぴったりです。

素材もスチール、アルミニウム、真鍮など多岐にわたります。ツヤのあるもの、マットな質感のもの、ヘアライン加工が施されたものなど、仕上げによっても表情が変わるので、細部までこだわって選ぶと楽しいですよ。使い込むほどに色合いが変化していく真鍮などは、経年変化を楽しむこともできます。

軽やかでデザイン豊富な「プラスチック製」

プラスチック製の時計は、色の選択肢が非常に豊富で、軽くて扱いやすいのが特徴です。ポップで明るい雰囲気の子供部屋や、遊び心のあるレトロなインテリアなどに最適。型にはまらない自由なデザインのものが多いのも魅力です。

安価なイメージがあるかもしれませんが、最近では高級感のあるデザインや、有名デザイナーが手掛けたものもたくさんあります。軽さを活かして、石膏ボードの壁にも比較的簡単に取り付けられるというメリットもあります。

透明感と高級感のある「ガラス・アクリル製」

ガラスやアクリルを使った時計は、その透明感が空間に軽やかさと奥行きをもたらしてくれます。モダンでエレガントなスタイルや、清潔感を大切にしたい空間にぴったりです。文字盤が透けて見えるデザインなどは、壁の色との組み合わせも楽しめますね。

ただし、ガラス製は重量がある場合が多く、取り付けには注意が必要です。また、指紋やホコリが目立ちやすいので、こまめなお手入れを心がけると、いつでも美しい状態を保てます。

文字盤のデザインで視認性と印象が変わる

時計の「顔」である文字盤。ここのデザインによって、時間の見やすさ(視認性)と、時計全体の印象が大きく変わります。

アラビア数字(1, 2, 3…)

私たちにとって最も馴染み深いのが、このアラビア数字を使った文字盤です。誰にとっても分かりやすく、パッと見て時間を把握しやすいのが最大のメリット。フォントのデザインによって、クラシックにもモダンにも、ポップにもなります。迷ったらまずはこのタイプから検討してみるのが良いでしょう。

ローマ数字(I, II, III…)

ローマ数字の文字盤は、クラシックで知的な雰囲気を醸し出します。アンティーク調やヨーロピアンなインテリアと相性が良く、お部屋を格調高い空間に演出してくれます。アラビア数字に比べると少しだけ視認性は劣るかもしれませんが、そのデザイン性の高さは魅力的です。

インデックス(棒線)

数字の代わりに、棒線や点で時刻を示すのがインデックスタイプです。非常にシンプルで、スッキリとした印象を与えます。モダン、ミニマルなデザインの時計に多く見られ、インテリアに溶け込みやすいのが特徴です。余計な装飾を排した、洗練された美しさがあります。

数字なし

究極のシンプルを追求したのが、文字盤に数字もインデックスも一切ないタイプです。もはや時間を知るという機能性よりも、壁を飾るオブジェやアートとしての側面が強いと言えるでしょう。デザイン性を最優先したい、という上級者向けの選択肢です。針の位置でおおよその時間を把握することになります。

意外と大事!針のデザイン

見落としがちですが、時計の針のデザインも、実は重要な要素です。細い針は繊細でエレガントな印象に、太い針はカジュアルで力強い印象になります。また、文字盤の色と針の色のコントラストがはっきりしている方が、時間は見やすくなります。例えば、黒い文字盤に白い針、白い文字盤に黒い針、といった組み合わせは視認性が高いです。細かい部分ですが、こだわって見てみると面白いですよ。

インテリアスタイル別・掛け時計の合わせ方

ここからは、より具体的に、お部屋のインテリアスタイル別にどんな掛け時計がマッチするのか、コーディネートのヒントをご紹介します。あなたのお部屋はどのスタイルに近いですか?イメージしながら読んでみてくださいね。

【北欧スタイル】シンプル&ナチュラルな空間に

近年、絶大な人気を誇る北欧スタイル。白やグレーを基調とした明るい空間に、木の家具やファブリックで温かみをプラスしたインテリアです。そんな北欧スタイルには、やはり木製の掛け時計がしっくりきます。

フレームには、白木のメープル材やオーク材など、明るい色の木材を使ったものがおすすめ。文字盤はごちゃごちゃしていない、シンプルで視認性の高いデザインが良いでしょう。アラビア数字やインデックスタイプで、色はホワイト、グレー、ベージュなどのアースカラーを選ぶと、お部屋の雰囲気にすっと溶け込みます。ファブリックパネルなどと一緒に壁に飾ると、より北欧らしい素敵な空間になりますよ。

【モダン・ミニマルスタイル】洗練された空間に

直線的で無駄のない、生活感を感じさせない洗練された空間が魅力のモダン・ミニマルスタイル。色数を抑え、モノを少なくすることで成り立つインテリアです。ここに合わせるなら、時計も究極にシンプルなデザインを選びたいところ。

素材は、シャープな印象の金属製や、無機質な質感が魅力のコンクリート製などがマッチします。色はモノトーン(白・黒・グレー)を基調に。文字盤は、数字のないタイプや、ごく細い線で構成されたインデックスタイプがおすすめです。時計そのものが主張するのではなく、空間の一部として調和するような、オブジェのような佇まいの時計が理想です。

【インダストリアルスタイル】無骨でかっこいい空間に

工場や倉庫のような、無骨で飾り気のない雰囲気が魅力のインダストリアルスタイル。コンクリート打ちっぱなしの壁や、むき出しの配管、使い古されたような質感の家具が特徴です。こうした空間には、ヴィンテージ感のある金属製の掛け時計がぴったりです。

わざとサビ加工が施されていたり、年月を経て黒ずんだようなスチールやブリキ素材のものを選ぶと、雰囲気が出ます。サイズは、少し大きめのものを選ぶと存在感が出て、空間のアクセントになります。文字盤も、かすれたようなプリントのアラビア数字など、少し使い古されたようなデザインを選ぶと、よりインダストリアルな世界観が深まります。

【ナチュラル・カントリースタイル】温かみのある空間に

木のぬくもりや、自然素材をふんだんに取り入れた、優しくて温かみのあるナチュラル・カントリースタイル。こうした空間には、やはり木製の時計がよく似合います。少し使い古したようなアンティーク加工が施されたものや、丸みを帯びた優しいフォルムのものがおすすめです。

また、振り子時計もカントリースタイルとの相性は抜群。「コチコチ」という音と、ゆったりと揺れる振り子が、穏やかで心地よい時間をもたらしてくれます。文字盤は、手書き風の可愛らしいアラビア数字などが良いでしょう。お部屋にいるだけでほっとするような、安らぎの空間を演出してくれます。

【アンティーク・ヴィンテージスタイル】趣のある空間に

長い年月を経てきたような、重厚で趣のあるアンティーク・ヴィンテージスタイル。深みのある色の木製家具や、レザーのソファなどが置かれた空間です。ここには、やはり時計も歴史を感じさせるようなデザインのものを選びたいですね。

格調高いローマ数字の文字盤や、細かな装飾が施されたデザインのものがおすすめです。素材は、使い込まれて味わいの出た真鍮製や、重厚感のあるダークブラウンの木製などが良いでしょう。まるでヨーロッパの古いお城に飾られているような、物語を感じさせる時計が、お部屋の雰囲気をさらに高めてくれます。

【和室・和モダンスタイル】落ち着いた空間に

畳や障子のある伝統的な和室や、和の要素にモダンなデザインを取り入れた和モダンスタイル。こうした落ち着いた空間には、派手すぎず、静かな佇まいの時計が似合います。

木製の、特に四角い形の時計は、障子の格子などとデザイン的にリンクし、空間に馴染みやすいです。色は、ダークブラウンや墨色など、落ち着いたトーンが良いでしょう。また、和紙を文字盤に使ったものや、木目の美しい一枚板から作られたものなども素敵です。日本の伝統美を感じさせる、凛としたたたずまいの時計を選んでみてください。

場所別・掛け時計選びのポイント

お部屋のスタイルだけでなく、「どこに掛けるか」によっても時計選びのポイントは変わってきます。それぞれの場所での過ごし方をイメージしながら、最適な一台を見つけましょう。

リビング:家族が集まる中心に

リビングは、家族みんなが集まり、多くの時間を過ごすお部屋の中心です。テレビを見たり、おしゃべりしたり、くつろいだり…。そんなリビングに掛ける時計は、デザイン性と視認性の両立が大切です。遠くからでも時間が分かりやすいように、ある程度の大きさがあり、文字盤が見やすいものを選びましょう。

お部屋のインテリアの主役になるような、少し大きめでデザイン性の高いものを選ぶと、空間がぐっと引き締まります。ソファに座った時に、自然と目に入る位置に掛けるのがおすすめです。

ダイニング:食事を楽しむ空間に

ダイニングは、家族や友人と食事を楽しむ場所。会話を楽しみながら、ゆったりと過ごしたい空間です。ここに掛ける時計は、あまり主張が強すぎず、食事の雰囲気を壊さないような、落ち着いたデザインのものが良いでしょう。

木製などのナチュラルな素材のものは、温かみがありおすすめです。また、ダイニングテーブルに座った時に、見やすい高さや位置に設置することもポイントです。「あと何分で出かけなきゃ!」といった時にも、すぐに時間を確認できて便利ですよ。

寝室:安眠を妨げない工夫を

一日の疲れを癒し、安らかに眠るための寝室。ここに掛ける時計で最も重要なのは「静音性」です。秒針が「カチコチ」と音を立てるステップムーブメントの時計は、静かな夜には意外と気になるもの。睡眠の妨げにならないよう、秒針が滑らかに動く「スイープムーブメント(連続秒針)」の時計を選ぶことを強くおすすめします。

また、夜中にふと目が覚めた時に時間を確認したい、という方には、針や文字盤に夜光塗料が塗られているタイプや、音に反応して一時的にライトが点灯する機能が付いたものも便利です。ただし、常時点灯するタイプのものは、光が気になって眠れないという方もいるので注意が必要です。

子供部屋:楽しく時間を学べる工夫

子供部屋に掛ける時計は、子供が時計に興味を持ち、楽しく時間を学べるような工夫があると良いですね。カラフルでポップな色使いのものや、動物などの可愛らしいモチーフがデザインされたものは、子供たちの心を引きつけます。

また、時計の読み方を覚えたての子供には、「分」の数字が細かく書かれている「知育時計」と呼ばれるタイプもおすすめです。「長い針が8のところに来たら、お片付けの時間だよ」というように、親子で時間を意識するきっかけにもなります。

書斎・ワークスペース:集中力を高める

仕事や勉強に集中したい書斎やワークスペース。ここには、視界に入っても意識が散らないような、シンプルでミニマルなデザインの時計が適しています。余計な装飾がなく、色数も抑えられたものが良いでしょう。

アナログ時計の「時の流れ」を視覚的に感じるのが好きという方もいれば、秒単位で正確な時間が知りたいという理由でデジタル表示を好む方もいます。自分の作業スタイルに合わせて、最適なものを選んでみてください。静かな環境が求められる場所なので、寝室同様、静音性にも配慮すると良いでしょう。

掛け時計の取り付け方と注意点

お気に入りの掛け時計が見つかったら、いよいよ取り付けです。でも、ちょっと待って!壁にいきなり穴を開ける前に、いくつか確認しておくべきことがあります。安全に、そして美しく時計を飾るためのポイントを見ていきましょう。

失敗しない!壁への取り付け方法

「時計を掛けたいけど、壁に穴を開けるのが不安…」という方も多いはず。正しい手順を踏めば、誰でも簡単に取り付けができますよ。

取り付けたい壁の材質を確認しよう

まず最初に、時計を取り付けたい壁の裏側がどうなっているか、壁の材質を確認することが非常に重要です。日本の住宅で最も多いのは「石膏ボード」という材質の壁です。指でコンコンと叩いてみて、軽い音がして、少し響くような感じがすれば、石膏ボードの可能性が高いです。一方で、硬くて叩いても響かない場合は「コンクリート壁」、木の板でできている場合は「木壁」です。

壁の材質に合ったフックの選び方

壁の材質が分かったら、それに合ったフックを選びます。ここを間違えると、時計が落下してしまう危険があるので要注意です!

壁の材質 おすすめのフック
石膏ボード 石膏ボード専用のフック(細いピンを複数本、斜めに打ち込むタイプ)
コンクリート壁 コンクリート用の釘や、ドリルで下穴を開けて使うカールプラグ
木壁・柱 木ネジタイプのフック

特に重要なのが「耐荷重」の確認です。フックには「耐荷重〇kgまで」という表記が必ずあります。取り付ける時計の重さを事前に確認し、必ずその重さ以上の耐荷重があるフックを使用してください。安全のため、少し余裕のある耐荷重のものを選ぶとより安心です。

取り付け位置の決め方

フックを取り付ける位置は、一般的に床から150cm~160cmくらいの、立った時の目線の高さより少し上あたりが、バランスが良く見えるとされています。ソファに座って過ごすことが多いリビングなら、座った時の目線も考慮すると良いでしょう。

位置を決めたら、いきなり釘を打つのではなく、鉛筆などで軽く印をつけます。そして、その位置が本当に水平になっているか、「水平器」という道具を使って確認するのがおすすめです。最近ではスマートフォンのアプリにも水平器の機能があったりするので、活用してみると良いでしょう。せっかく素敵な時計を掛けても、斜めになっていたら台無しですからね。

こんな場所は避けるべき?設置場所の注意点

時計は精密機械です。長く快適に使うために、以下のような場所への設置は避けるようにしましょう。

  • 直射日光が当たる場所:時計本体や文字盤が日焼けして変色したり、プラスチック部品が劣化したりする原因になります。
  • エアコンの風が直接当たる場所:急激な温度変化は、時計内部の機械に負担をかけ、故障の原因となることがあります。
  • 湿気の多い場所:キッチンや洗面所の近くなど、湿気が多い場所は、金属部品のサビや、木製部分のカビの原因になります。防湿・防滴仕様の時計を選ぶなどの対策が必要です。
  • 強い磁気を発するものの近く:テレビやスピーカー、パソコンなどの近くは、強い磁気が発生しています。これが時計のムーブメントに影響を与え、時間のズレや故障を引き起こすことがあります。特に電波時計は、こうした場所では正常に電波を受信できなくなる可能性が高いです。

掛け時計のメンテナンスとお手入れ

お気に入りの掛け時計は、できるだけ長く、綺麗な状態で使いたいものですよね。ちょっとしたお手入れを心がけるだけで、時計の寿命はぐっと延びます。ここでは、日常的なメンテナンス方法や、困った時の対処法をご紹介します。

いつまでも美しく!日常のお手入れ方法

掛け時計の表面には、意外とホコリが溜まりやすいものです。月に1回程度、お手入れの時間を作ってあげましょう。

基本のお手入れは、乾いた柔らかい布で優しく拭くだけでOKです。メガネ拭きのようなマイクロファイバークロスがおすすめ。化学ぞうきんは、含まれている薬剤が時計の表面を傷める可能性があるので、使用は避けた方が無難です。

もし、手垢などで汚れがひどい場合は、中性洗剤を水で薄めたものを布に少量含ませ、固く、固く絞ってから優しく拭き取ります。その後、必ず乾いた布で洗剤や水分が残らないように、きれいに拭き上げてください。素材別では、木製のものは水分に弱いので特に注意が必要です。金属製のものは、拭き跡が残りやすいので、一方向に拭くと綺麗に仕上がります。

電池交換のポイントと注意点

クオーツ式の時計は、いずれ電池交換が必要になります。「時計が遅れ始めた」「止まってしまった」というのは、電池切れのサインです。電池交換は簡単ですが、いくつかポイントがあります。

まず、時計の裏蓋を開けて、どんな種類の電池が使われているかを確認しましょう。「単3形」「単4形」といったサイズだけでなく、「アルカリ電池」か「マンガン電池」かという種類も重要です。時計によっては「マンガン電池推奨」とされているものもあります。これは、アルカリ電池のパワーが強すぎて、ムーブメントに負担をかけてしまうことがあるためです。指定がある場合は、それに従うようにしましょう。

また、長期間家を空けるなど、時計を使わない場合は、電池を抜いておくことをおすすめします。電池を入れたまま放置すると、液漏れを起こし、時計内部を腐食させて故障の原因になることがあるからです。

もしかして故障?トラブルシューティング

「なんだか時計の調子が悪いな…」と感じた時、すぐに故障と決めつけずに、まずは以下の点を確認してみてください。

  • 時間がずれる場合:電波時計であれば、電波を受信しにくい環境にないか確認し、窓際など受信しやすい場所で強制受信を試してみてください。通常のクオーツ時計の場合は、電池の残量が少なくなっている可能性があります。新しい電池に交換してみましょう。
  • 時計が動かない場合:まずは電池のプラス(+)とマイナス(-)の向きが正しいか確認してください。意外とこのミスは多いものです。それでも動かなければ、新しい電池に交換してみましょう。
  • 異音がする場合:ホコリなどが内部に入り込んでいる可能性も考えられますが、自分で分解するのは危険です。購入したお店やメーカーの相談窓口に問い合わせてみるのが良いでしょう。

これらを確認しても改善しない場合は、ムーブメント自体の寿命や故障が考えられます。専門家への相談を検討しましょう。

掛け時計の豆知識・楽しみ方

ここでは、掛け時計にまつわるちょっとした豆知識や、さらに進んだ楽しみ方をご紹介します。知っていると、いつもの掛け時計がもっと愛おしく見えるかもしれませんよ。

世界の面白い掛け時計

世界には、ユニークな歴史や背景を持つ時計がたくさんあります。例えば、ドイツの黒い森地方が発祥とされる「鳩時計」。決まった時間になると、可愛らしい鳥が飛び出してきて時を告げる仕掛けは、精巧なからくり技術の結晶です。元々は、おもりの付いた機械式が主流でした。

また、スイスの駅で使われている「スイス国鉄オフィシャル鉄道ウォッチ」のデザインも有名です。赤い秒針が特徴的ですが、この秒針は実は58.5秒で一周し、12時の位置で1.5秒間停止します。これは、駅の全ての時計を同期させ、列車が時間通りに出発するための工夫なのだとか。デザインの裏にある機能美、面白いですよね。

掛け時計を手作り(DIY)してみよう

「自分だけのオリジナル時計が欲しい!」という方には、DIYもおすすめです。手芸店やインターネット通販では、時計のムーブメントと針だけがセットになったキットが販売されています。これを使えば、アイデア次第で世界に一つだけの掛け時計が作れるんです。

例えば、お気に入りのレコード盤や、味のある古材の板、好きな写真を入れたフレームなどに穴を開けてムーブメントを取り付ければ、あっという間にオリジナル時計の完成です。子供の夏休みの工作などにもぴったりかもしれませんね。既製品にはない、自分だけの特別な時計は、見るたびに愛着が湧くはずです。

掛け時計と風水の関係

少しスピリチュアルな話になりますが、お部屋の運気を考える「風水」においても、掛け時計は重要なアイテムとされています。常に動き続ける時計は、「陽」の気、つまり活発なエネルギーを生み出すと考えられているのです。

一般的に、人が集まるリビングに掛けるのが良いとされています。方角としては、活発なエネルギーを象徴する東や、子供の成長を促すとされる同じく東などが良いと言われることがあります。また、時計の形(丸は人間関係を円満に、八角形は幸運を呼び込むなど)や、色によっても様々な意味合いがあるようです。あくまでエンターテイメントの一つとしてですが、こうした視点で時計を選んでみるのも、また一興かもしれませんね。

あなたにぴったりの掛け時計で、素敵な時を刻もう

ここまで、掛け時計の選び方から取り付け方、メンテナンス、そしてちょっとした豆知識まで、盛りだくさんでお届けしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

掛け時計は、単に時間を知るための道具ではありません。お部屋の雰囲気を決め、日々の暮らしに彩りを与え、時には家族の歴史と共に時を刻んでいく、あなたの人生の大切なパートナーにもなり得る存在です。

ムーブメントの種類、お部屋とのバランスを考えたサイズ、インテリアに合わせた素材やデザイン…。たくさんの選択肢の中から、じっくりと時間をかけて、自分や家族にとって「これだ!」と思える一台を選んでみてください。この記事が、そのためのささやかなお手伝いができたなら、これほど嬉しいことはありません。

あなたのお部屋に掛けられた時計が、これから先、たくさんの素敵な時を刻んでいってくれることを願っています。

この記事を書いた人
クッション先輩

きっちり整った部屋も素敵だけど、ちょっと抜けてるくらいが心地よくて、いつの間にか“ゆるインテリア”にハマりました。
このサイトでは、家具やインテリア雑貨を中心に、部屋づくりにまつわる「ちょっといいこと」を発信中。難しい話はなしで、“なんとなく好き”を大事にしたアイテム選びやレイアウトの工夫をゆるっと紹介しています。

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