冬の風物詩といえば、やっぱり「こたつ」。家族団らんの中心にあったり、一人暮らしの相棒だったり、こたつがあるだけでお部屋のぬくもりも心のぬくもりも、ぐっと増しますよね。そんなこたつの主役ともいえるのが、「こたつ用掛け布団」です。
ついついデザインや価格だけで「えいやっ!」と選んでしまいがちですが、実はこたつ掛け布団は、素材やサイズ、機能性など、知れば知るほど奥が深いアイテムなんです。「なんだか思ったより暖かくない…」「うちのこたつにサイズが合ってないかも…」「お手入れってどうすればいいの?」なんて、後から後悔した経験、ありませんか?
この記事では、特定の商品をおすすめするのではなく、あなた自身が自分にとってベストな一枚を見つけられるようになるための「知識」を、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説していきます。こたつ掛け布団選びの基本から、素材の専門的な話、日々のお手入れやシーズンオフの収納術まで、この記事を読めばあなたも「こたつ布団マスター」になれるはず。さあ、一緒に快適な冬ごもりの準備を始めましょう!
こたつ掛け布団選びの第一歩!サイズの決め方
こたつ掛け布団選びで、デザインや素材の前に、まず決めなければならないのが「サイズ」です。サイズが合っていないと、隙間ができて冷たい空気が入ってきたり、逆に大きすぎて足元がもたついたりと、せっかくのこたつタイムの快適さが半減してしまいます。まずは、ご自宅のこたつにぴったりのサイズを見つける方法からマスターしましょう。
まずはこたつ本体のサイズを確認しよう
基本中の基本ですが、意外と忘れがちなのが、ご自宅のこたつ本体(天板)のサイズを正確に測っておくことです。「確か80cm角くらいだったかな?」といった曖昧な記憶で選ぶのは失敗のもと。メジャーを用意して、きっちり測っておきましょう。正方形なら「幅×奥行き」、長方形なら「幅×奥行き」、円形なら「直径」を控えておけばOKです。
「こたつ天板サイズ+110~130cm」が基本の計算式
こたつ掛け布団の最適なサイズは、一般的に「こたつ天板のサイズに、プラス110cmから130cm」した大きさが目安とされています。例えば、80cm×80cmの正方形のこたつなら、190cm×190cm(80+110=190)から210cm×210cm(80+130=210)程度の掛け布団が適合サイズとなります。長方形の場合も同様で、75cm×105cmの天板なら、幅は185cm~205cm、奥行きは215cm~235cmが目安です。
この「プラス110~130cm」という数字には、ちゃんと理由があります。床に座ってこたつに入ったとき、布団が床まで垂れ下がる部分(裾)と、体が入る部分のゆとりを確保するための長さなのです。このゆとりが、こたつ内部の暖かい空気をしっかりと閉じ込めて、冷たい外気が入り込むのを防いでくれるんですね。
テーブルの高さも考慮に入れるとさらに快適に
基本的な計算式に加えて、こたつテーブルの「高さ」も考慮すると、より完璧なサイズ選びができます。最近は、座椅子やローソファと合わせて使いやすいように、少し高めのこたつも増えています。テーブルが高くなれば、その分、床までの距離が長くなるので、掛け布団の裾も長めに必要になります。一般的なこたつの高さ(35~40cm程度)より高い場合は、目安の「プラス110~130cm」に、さらにゆとりを持たせたサイズを選ぶと良いでしょう。
よくあるサイズ一覧表
「計算はちょっと面倒…」という方のために、一般的なこたつ天板サイズと、それに対応する掛け布団サイズの目安を表にまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。
| こたつの種類 | 天板サイズ(目安) | 掛け布団サイズ(目安) |
| 正方形(小) | 75cm × 75cm | 185cm × 185cm |
| 正方形(大) | 80cm × 80cm ~ 90cm × 90cm | 205cm × 205cm |
| 長方形(小) | 60cm × 90cm | 185cm × 205cm |
| 長方形(中) | 75cm × 105cm | 185cm × 235cm |
| 長方形(大) | 80cm × 120cm | 205cm × 245cm |
| 長方形(特大) | 90cm × 150cm | 205cm × 285cm |
| 円形 | 直径 約80cm | 直径 約200cm |
| 円形 | 直径 約90cm | 直径 約220cm |
ハイタイプ(ダイニングこたつ)の場合は?
椅子に座って使う「ハイタイプ」や「ダイニングこたつ」の場合は、選び方が少し異なります。床に座るタイプと違って、布団が床まで垂れ下がる必要はありません。その代わり、椅子に座った人の腰回りをすっぽりと覆い、暖かさを逃がさない長さが必要です。多くの場合、ハイタイプこたつには専用の掛け布団が用意されています。布団の四隅にスリットが入っていて動きやすくなっていたり、布団が広がりすぎないように工夫されていたりしますので、「ハイタイプ用」と記載のあるものから選ぶのが基本です。
迷ったら大きめを選ぶのがおすすめ?メリット・デメリット
適合サイズの範囲内でどちらにしようか迷ったときは、少し大きめのサイズを選ぶのがおすすめです。大きいサイズのメリットは、なんといっても保温性が高まること。布団の裾が床にたっぷり接するので、冷気の侵入をしっかり防げます。複数人でこたつを囲むときも、布団の取り合いになりにくいですよね。寝転がって「こたつむり」になりたい派の方にも、大きめサイズは魅力的です。
ただし、デメリットもあります。お部屋が狭いと、大きすぎる布団は圧迫感を与えてしまうことがあります。また、布団の裾を踏んでしまったり、掃除の際に邪魔になったりすることも。お部屋の広さや、こたつ周りでの過ごし方をイメージしながら、最適なバランスを見つけることが大切です。
暖かさの決め手!「中わた」の種類と特徴
こたつ掛け布団の「心臓部」ともいえるのが、中に詰められている「中わた(なかわた)」です。この中わたの種類と量によって、布団の暖かさ、重さ、そして価格が大きく変わってきます。それぞれの素材の特徴を知って、自分の好みやライフスタイルに合ったものを選びましょう。
ポリエステルわた:最も一般的で扱いやすい
現在、市場に出回っているこたつ掛け布団の中で、最も多く使われているのが「ポリエステルわた」です。人工的に作られた化学繊維で、多くのメリットを持っています。
- 保温性が高い:繊維一本一本がストローのような構造になっていて、その中に暖かい空気をたくさん含んでくれます。
- 軽くてかさ高:ふっくらとしていてボリュームがあり、軽いので体に負担がかかりにくいです。
- ホコリが出にくい:繊維が長く切れにくいため、ハウスダストが気になる方にもおすすめです。
- リーズナブル:大量生産が可能なので、比較的手頃な価格で手に入ります。
- お手入れが楽:耐久性があり、家庭の洗濯機で洗える製品も多いのが嬉しいポイントです。
一口にポリエステルといっても、抗菌防臭加工が施されたものや、吸湿発熱機能を持つ特殊な繊維を混ぜたものなど、様々な高機能わたも開発されています。まさに、現代のニーズに合ったオールラウンダーな素材といえるでしょう。
羽毛(ダウン・フェザー):軽くて保温性抜群
掛け布団と聞いて、多くの方がイメージするのが「羽毛(うもう)」ではないでしょうか。水鳥の胸元にある「ダウン」と、翼の部分の「フェザー」を混ぜたもので、その最大の特徴は、他の素材を圧倒するほどの保温性と軽さです。
- 抜群の保温力:ダウンボールと呼ばれる綿毛が、体温で暖められた空気をたっぷりと溜め込み、魔法瓶のように暖かさをキープします。
- 驚きの軽さ:非常に軽いので、体にかけた時の圧迫感がほとんどありません。寝返りも楽ちんです。
- 優れた吸湿・放湿性:人間がかく汗などの湿気を吸い取り、外に発散させる能力に長けています。そのため、布団の中が蒸れにくく、常にサラッとした快適な状態を保てます。
こたつ用としては少し贅沢な選択肢かもしれませんが、その軽さと暖かさは格別です。ただし、価格は高価になる傾向があります。また、お手入れはクリーニングに出すのが一般的で、家庭での洗濯は難しい場合が多いので注意が必要です。「ダウン」の混合率が高いほど、より軽く暖かくなります。
木綿(コットン)わた:昔ながらのぬくもりと吸湿性
化学繊維が普及する前から、布団わたの主役だったのが「木綿(もめん)わた」です。天然素材ならではの、優しく自然な暖かさが魅力です。
- 優れた吸湿性:汗などの水分をしっかり吸い取ってくれるので、布団の中がジメジメしにくいです。
- どっしりとした安定感:ポリエステルや羽毛に比べて重さがあるため、体にフィットし、隙間ができにくいのが特徴です。この適度な重みが安心感につながる、という方も少なくありません。
- 保温性:繊維が熱を保つ力に優れており、じんわりとした自然な暖かさが持続します。
一方で、ポリエステルわたに比べると重く、一度湿気を吸うと乾きにくいという性質も持っています。そのため、こまめに干して湿気を飛ばすお手入れが欠かせません。また、長年使っているとわたが固くなって「へたり」が生じやすいですが、専門の業者に頼めば「打ち直し」をして、ふっくら感を復活させることも可能です。昔ながらの製法で作られた、職人手作りの木綿わたのこたつ布団は、根強い人気を誇っています。
ウレタンフォーム:薄くても断熱性が高い
あまり聞き慣れないかもしれませんが、「ウレタンフォーム」もこたつ掛け布団に使われることがあります。スポンジのような素材で、最大の特徴は薄くても高い断熱性を発揮することです。主に、お部屋をスッキリ見せたい方向けの「省スペースタイプ」のこたつ布団の中材として使われることが多いです。体にフィットしやすく、暖かさを逃しにくいというメリットがあります。
こたつ布団の「かさ高」と暖かさの関係
こたつ布団の暖かさは、単純に「厚み=暖かさ」というわけではありません。重要なのは、どれだけ「暖かい空気を溜め込むことができるか」という点です。これを「かさ高(かさだか)」といい、布団がふっくらと膨らむ力のことを指します。同じ重さの中わたでも、かさ高性が高い方が、より多くの空気の層を作るため、保温力が高まる傾向にあります。
中わたの「量(g/m²)」にも注目してみよう
布団の暖かさを示すもう一つの指標が、中わたの「充填量(じゅうてんりょう)」です。商品によっては「〇〇g/m²」や「総重量〇〇kg」といった表記があります。一般的に、この数値が大きいほど、わたがたっぷり入っていて暖かくなります。ただし、単純に重ければ良いというものでもありません。重すぎると体に負担がかかりますし、素材自体の保温性能も関係してきます。ポリエステルわたなら2.0kg前後、木綿わたなら3.0kg前後が一つの目安になることが多いですが、あくまで参考として、素材の特性と合わせて総合的に判断するのが良いでしょう。
肌触りと見た目を左右する!「側生地」の素材
こたつに入った時に、直接肌に触れるのが「側生地(がわきじ)」です。この側生地の素材によって、肌触りや快適さ、そしてお部屋のインテリアとしての見た目の印象が大きく変わります。ここでは、代表的な側生地の素材とその特徴をご紹介します。どんな肌触りがお好みか、想像しながら読んでみてくださいね。
フランネル:とろけるような肌触りで人気
ここ数年で、こたつ布団の側生地として絶大な人気を誇るのが「フランネル」です。短い毛足の繊維を起毛させた生地で、その一番の魅力は、しっとりとして、とろけるような滑らかな肌触り。一度触るとやみつきになる心地よさです。保温性も高く、こたつに入った瞬間のヒヤッとした感じが少ないのも嬉しいポイント。見た目にも暖かみがあり、冬のインテリアにぴったりです。
マイクロファイバー:軽くて速乾性に優れる
フランネルと並んで人気なのが「マイクロファイバー」です。髪の毛の100分の1以下という極細の化学繊維で作られており、繊維の間にたくさんの空気を含むため、軽くて暖かいのが特徴です。肌触りはサラサラ、ふわふわとした感触。また、吸水性と速乾性に非常に優れているため、万が一汚れて洗濯したときも乾きやすいという大きなメリットがあります。
フリース:カジュアルで扱いやすい
衣類でもおなじみの「フリース」も、こたつ布団の定番素材です。ポリエステルを起毛させた生地で、軽くて暖かく、そして非常に扱いやすいのが魅力。シワになりにくく、洗濯にも強いので、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも気兼ねなく使えます。カジュアルで親しみやすい雰囲気なので、どんなお部屋にも合わせやすいでしょう。
ベロア・別珍:光沢があり高級感のある見た目
上品で落ち着いた雰囲気を演出したいなら、「ベロア」や「別珍(べっちん)」がおすすめです。表面が短い毛羽で覆われており、独特の光沢と滑らかな手触りが特徴です。ドレープ性も美しく、高級感のある空間を作り出してくれます。クラシックなインテリアや、モダンなインテリアのアクセントとしても映える素材です。
綿(コットン):ナチュラルな風合いで静電気が起きにくい
中わただけでなく、側生地としても人気の高い天然素材が「綿(コットン)」です。ナチュラルで優しい肌触りが魅力で、吸湿性に優れているため、蒸れにくく快適です。そして、化学繊維に比べて静電気が起きにくいという、冬には非常に嬉しいメリットがあります。使い込むほどに肌に馴染んでいく風合いの変化も楽しめます。様々なデザインのプリント生地が多いのも特徴です。ただし、シワになりやすいという側面もあります。
麻(リネン):さらりとした肌触りで春夏にも
「麻」と聞くと夏のイメージが強いかもしれませんが、実はこたつ布団の素材としても使われることがあります。さらりとしたドライな肌触りが特徴で、通気性や吸湿性に優れています。冬はこたつとして、春や秋はヒーターをつけずにこたつテーブルの掛け物として、長く使えるのが魅力です。ナチュラルで洗練された雰囲気は、おしゃれなインテリアを目指す方にぴったりです。
コーデュロイ:見た目もあたたかい秋冬の定番
畝(うね)のある独特の表情が魅力の「コーデュロイ」も、秋冬のファッションでおなじみの素材ですね。その見た目の通り、保温性が高く、見た目にも暖かな印象を与えてくれます。生地自体に厚みと丈夫さがあり、どこか懐かしいレトロな雰囲気が、お部屋に温かみと個性をプラスしてくれます。
ツイード:上品で落ち着いた雰囲気に
太さや色の違う糸を組み合わせて織られた「ツイード」は、イギリスの伝統的な毛織物です。ざっくりとした素朴な風合いと、深みのある色合いが特徴で、非常に上品で落ち着いた印象を与えます。北欧風のインテリアや、ミッドセンチュリースタイルのインテリアとも相性が良いでしょう。少し大人な雰囲気のこたつスペースを作りたい方におすすめです。
ジャカード織り:立体的な柄で高級感を演出
プリントではなく、糸の織り方で模様を表現するのが「ジャカード織り」です。柄に立体感と奥行きが生まれ、プリントでは表現できない高級感と重厚感を演出できます。ペイズリー柄やダマスク柄など、クラシカルでエレガントなデザインが多く、お部屋の主役になる存在感を放ちます。
プリント生地:デザインの自由度が高い
キャラクターものや、独創的なグラフィックなど、デザインの自由度が最も高いのが「プリント生地」です。主に綿やポリエステル素材が使われます。自分の好きな世界観をお部屋に持ち込みたい、インテリアのアクセントとして楽しみたい、という場合に最適な選択肢です。お子さんが喜ぶデザインを選んであげるのもいいですね。
お部屋の印象が決まる!色と柄の選び方
こたつ掛け布団は、お部屋の中で大きな面積を占めるアイテムです。だからこそ、色や柄の選び方次第で、お部屋全体の印象がガラリと変わります。機能性や素材も大切ですが、毎日目にするものだからこそ、見た目にもこだわりたいですよね。ここでは、インテリアに調和する色と柄の選び方のヒントをご紹介します。
お部屋のテイストに合わせるのが基本
まずは、ご自身のお部屋がどんなテイスト(雰囲気)なのかを客観的に見てみましょう。ナチュラル、モダン、北欧、和風、レトロなど、お部屋のテイストによって似合うこたつ布団は変わってきます。
- ナチュラルテイスト:生成りやベージュ、アースカラーなどの無地や、リーフ柄、チェック柄などが馴染みます。素材も綿や麻などの天然素材が似合います。
- モダンテイスト:ブラック、ホワイト、グレーといったモノトーンや、幾何学模様など、シャープで都会的なデザインがおすすめです。
- 北欧テイスト:明るいグレーやブルーをベースに、動物や植物をモチーフにした温かみのある柄(ノルディック柄など)がぴったりです。
- 和風テイスト:紺やえんじ、からし色といった日本の伝統色や、麻の葉、市松、刺し子風の柄などが空間を引き締めます。
- レトロ・ヴィンテージテイスト:コーデュロイやツイード素材、ペイズリー柄や花柄など、どこか懐かしさを感じるデザインがマッチします。
カーテンやソファ、ラグといった、お部屋の大きな面積を占める他のファブリックと色味やテイストを合わせると、統一感が出て失敗が少なくなりますよ。
色の選び方:ベースカラー、アソートカラー、アクセントカラー
インテリアの配色には基本のルールがあります。お部屋全体で最も広い面積を占める「ベースカラー」(壁や床など)、次に広い面積の「アソートカラー」(ソファやカーテンなど)、そして面積は小さいけれど空間を引き締める「アクセントカラー」(クッションや小物など)の3つです。こたつ布団をどの役割にするかで選び方が変わります。
壁や床の色に近い色(ベースカラー)を選べば、お部屋に馴染んで広々とした印象になります。ソファやカーテンの色(アソートカラー)と合わせれば、まとまりのある落ち着いた空間に。そして、クッションなどの小物と合わせて、あえて鮮やかな色(アクセントカラー)を選ぶと、こたつが主役のおしゃれな空間を演出できます。
柄の選び方:無地、チェック、ストライプ、ノルディック柄、和柄など
柄物を選ぶときは、その柄が持つイメージを考えてみましょう。
- 無地:最もシンプルで、どんなお部屋にも合わせやすい万能選手。素材の質感が引き立ちます。
- チェック柄・ストライプ柄:カジュアルで親しみやすい印象。色の組み合わせによって、トラッドにもキュートにもなります。
* ノルディック柄・フェアアイル柄:雪の結晶やトナカイなどをモチーフにした柄で、一気に冬らしい温かな雰囲気になります。
* 幾何学模様:モダンでスタイリッシュな印象を与えます。お部屋をすっきりと見せたい場合にも効果的です。
* 花柄・ボタニカル柄:空間に華やかさと優しさをプラスします。柄の大きさや色使いで、エレガントにもナチュラルにもなります。
* 和柄:落ち着きと品格を与え、モダンな空間のアクセントとしても面白い効果を生みます。
汚れが目立ちにくい色や柄は?
実用的な観点から、汚れが目立ちにくい色や柄を選ぶのも一つの手です。真っ白や単色の淡い色は、小さなシミでも目立ってしまいます。一方、ベージュやグレー、ブラウンといった中間色や、複数の色が混ざったミックス調の生地、あるいは細かな柄が入っているものは、多少の汚れなら目立ちにくいというメリットがあります。特に、食べこぼしなどが心配なご家庭では、こうした視点で選ぶのも賢い選択です。はっ水加工が施されたものを選ぶとさらに安心ですね。
リバーシブルタイプなら気分で模様替え
「柄物も無地も捨てがたい…」「冬の間に気分を変えたい」という優柔不断さん(?)には、裏と表で色や柄が違う「リバーシブルタイプ」が断然おすすめです。片面はシンプルな無地、もう片面は華やかな柄物、といった組み合わせなら、その日の気分や来客に合わせてサッと裏返すだけで、簡単にお部屋のイメージチェンジが楽しめます。一枚で二度美味しい、お得感のある選択肢です。
お手入れのしやすさも重要!洗濯方法をチェック
毎日使うこたつ布団は、気づかないうちに汗や皮脂、食べこぼしなどで汚れてしまうものです。清潔で快適なこたつライフを送るためには、定期的にお手入れをすることが不可欠。そして、購入時に「この布団はどうやってお手入れできるのか」をチェックしておくことが、後々の手間を大きく左右します。ここでは、こたつ布団の洗濯・お手入れ方法について詳しく解説します。
まずは洗濯表示の確認から
こたつ布団を洗う前に、必ず確認しなければならないのが「洗濯表示」のタグです。2016年12月から国際規格に合わせた新しい表示に変わっているので、古いものと見間違えないようにしましょう。桶のマークにバツがついていれば「家庭での洗濯不可」、手のマークがあれば「手洗いのみ可」、数字が書いてあれば「洗濯機でその温度を上限に洗える」という意味です。この表示を無視して洗ってしまうと、中わたが偏ったり、生地が縮んだりする原因になるので、絶対に守りましょう。
家庭で洗える?コインランドリー?クリーニング?
洗濯表示で家庭洗濯が可能となっていても、次に確認したいのが「ご自宅の洗濯機の容量」です。こたつ布団は大きくてかさばるため、小さな容量の洗濯機に無理に詰め込むと、きちんと洗えないばかりか、洗濯機の故障の原因にもなりかねません。目安として、シングルサイズの掛け布団なら7kg以上、それ以上のサイズなら10kg以上の容量が必要と言われています。容量が足りない場合は、無理せずコインランドリーを利用しましょう。
洗濯表示が「洗濯不可」となっているものや、羽毛、木綿わた、シルクなどのデリケートな素材のものは、専門のクリーニング店に任せるのが安心です。料金はかかりますが、プロの技術でしっかりと汚れを落とし、ふっくらと仕上げてくれます。
洗濯機で洗う場合の注意点
ご自宅の洗濯機で洗う場合は、いくつかのポイントを押さえることが大切です。
- 洗濯ネットに入れる:布団をたたんで、必ずサイズの合った大きな洗濯ネットに入れます。生地の傷みや、中わたの偏りを防ぐためです。
- 洗剤は中性洗剤を:一般的なアルカリ性洗剤は洗浄力が強い分、生地や中わたを傷める可能性があります。おしゃれ着洗い用などの中性洗剤を使用するのがおすすめです。
- 「大物洗いコース」などを選ぶ:洗濯機に「毛布コース」や「大物洗いコース」があれば、それを選びましょう。たっぷりの水で優しく洗ってくれます。
- 柔軟剤は控えめに:柔軟剤を使いすぎると、生地の吸水性が損なわれることがあるので、適量を守りましょう。
手洗い(踏み洗い)の方法
洗濯機に入らないけれど手洗いOKの表示がある場合は、お風呂の浴槽を使った「踏み洗い」がおすすめです。
- 浴槽にぬるま湯を張り、中性洗剤を溶かします。
- こたつ布団を浴槽に入れ、足でまんべんなく踏んで汚れを押し出します。
- お湯を抜き、きれいな水に入れ替えて、泡が出なくなるまですすぎを繰り返します。
- すすぎが終わったら、浴槽のフチにかけて水を切り、ある程度水が抜けたら物干し竿へ移動させます。
かなりの重労働になりますが、大きな布団もきれいにすることができます。
コインランドリー活用術
家庭用の洗濯機よりパワフルで、大きな乾燥機もあるコインランドリーは、こたつ布団を洗うのに最適な場所のひとつです。布団を洗える大型の洗濯乾燥機が設置されている店舗を選びましょう。乾燥まで一気に行えるので非常に便利です。ただし、乾燥時間が不十分だと、内部に湿気が残ってカビや臭いの原因になります。表面が乾いていても中わたはまだ湿っていることがあるので、表示時間より少し長めに、完全に乾かしきることを意識してください。
干し方のコツ:型崩れや乾きムラを防ぐ
洗い終わったこたつ布団を干すときも、長持ちさせるためのコツがあります。物干し竿を2本使って、布団の間に空間ができるように「M字」にかけて干すと、風通しが良くなり、早く乾きます。途中で一度裏返すなどして、全体に風が当たるようにすると、乾きムラを防げます。また、直射日光は生地を傷めたり、色褪せの原因になったりすることがあるので、風通しの良い日陰で干すのが理想的です。中わたが偏っている部分があれば、乾かす途中で手でほぐして形を整えてあげましょう。
洗濯できない場合の普段のお手入れ
頻繁に洗濯できない場合でも、普段からこまめにお手入れをすることで、清潔さを保つことができます。天気の良い日に1~2時間程度、風通しの良い場所で干すだけでも、湿気を飛ばしてカビの発生を防げます。布団たたきで強く叩くと、中わたや生地を傷める原因になるので、表面のホコリを払う程度にしましょう。掃除機でホコリを吸い取るのも効果的です。また、除菌・消臭効果のある布用スプレーを定期的に使うのも良いでしょう。
もっと快適に!こたつ掛け布団の機能性
最近のこたつ掛け布団は、単に暖かいだけでなく、使う人の様々なニーズに応えるための便利な「機能性」を備えたものがたくさん登場しています。自分のライフスタイルやお部屋の悩みに合わせて機能を選べば、こたつライフはもっと快適になります。ここでは、代表的な機能性についてご紹介します。
省スペースタイプ:四隅がスリット状でスッキリ
ワンルームやスペースが限られたお部屋に住んでいる方に絶大な人気を誇るのが「省スペースタイプ」のこたつ布団です。従来型の布団のように四方に大きく広がるのではなく、こたつの四隅にスリットが入っていたり、マチが付いていたりして、角の部分が広がらずに下にストンと落ちるのが特徴です。そのため、こたつ周りのスペースを有効活用でき、お部屋に圧迫感を与えません。見た目がスッキリするだけでなく、布団の裾を踏んでしまう心配が少ないのも嬉しいポイントです。ただし、従来型に比べると、どうしても隙間ができやすくなるため、保温性は若干劣る傾向にあります。
ハイタイプ(ダイニングこたつ)用:スリットやリモコンポケット付き
椅子に座って使う「ハイタイプ(ダイニングこたつ)」には、専用の掛け布団があります。最大の特徴は、椅子の出し入れがしやすいように、布団の四隅や側面に深い「スリット」が入っていること。このスリットのおかげで、人が座っている時も暖気を逃さず、立ち座りの動作もスムーズに行えます。また、テレビのリモコンやこたつのコントローラーなどを入れておける便利な「ポケット」が付いているものが多いのも、ハイタイプ用ならではの工夫です。天板を固定するための穴が開いているタイプもあります。
はっ水加工:飲み物をこぼしても安心
こたつでみかんを食べたり、お茶を飲んだり…そんな時にうっかり飲み物をこぼしてしまった!という経験は誰にでもあるはず。そんな「もしも」の時に絶大な効果を発揮するのが「はっ水(撥水)加工」です。生地の表面で水分を玉のように弾いてくれるので、こぼしてもすぐに拭き取れば、汚れがシミになるのを防いでくれます。小さなお子さんやペットがいるご家庭、こたつで食事をすることが多い方には、特におすすめしたい機能です。ただし、効果は永久的ではなく、洗濯を繰り返すうちに弱まっていくことがあります。
抗菌・防臭加工:清潔さを保ちたい方に
毎日使うこたつ布団は、汗や皮脂などをエサに雑菌が繁殖しやすく、それが嫌な臭いの原因になることがあります。「抗菌・防臭加工」が施されたものであれば、繊維上の細菌の増殖を抑制し、臭いの発生を防ぐ効果が期待できます。なかなか頻繁に洗濯できないこたつ布団だからこそ、清潔さを保ちたいと考える方には心強い機能です。特に、中わたにこの加工が施されていると、内部から清潔に保てます。
防ダニ加工:アレルギーが気になる方に
ダニは、高温多湿な環境を好みます。こたつの中は、まさにダニにとって快適な場所になりがち。アレルギーの原因ともなるダニが気になる方には「防ダニ加工」が施されたこたつ布団がおすすめです。ダニが嫌がる成分を生地や中わたに加工することで、ダニを寄せ付けにくくする効果があります。薬剤の安全性が気になる方もいるかもしれませんが、現在では皮膚への刺激性が低い、安全性の高い薬剤が使われているものが主流です。
蓄熱・保温機能:素材の力でさらに暖かく
ヒーターの熱をさらに効率よく活用するための、特殊な機能を持つ素材も開発されています。「蓄熱(ちくねつ)」機能のある中わたは、こたつの熱や体から出る熱を繊維自体に蓄える性質を持っています。そのため、ヒーターのスイッチを切った後も、暖かさが長持ちしやすいというメリットがあります。また、生地の裏側にアルミシートのような素材をコーティングして、体温を反射させて保温効果を高めるタイプの布団もあります。より少ないエネルギーで暖かさを感じたい、というエコ志向の方にも注目の機能です。
静電気防止加工:冬のパチパチを軽減
空気が乾燥する冬の悩みのタネといえば、あの「パチッ」とくる静電気。特にポリエステルなどの化学繊維は静電気が起きやすい素材です。そんな不快感を軽減してくれるのが「静電気防止加工」です。繊維に電気をためにくくする加工が施されており、布団の着脱時や、こたつの中で動いた時の「パチパチ」を抑えてくれます。静電気はホコリや髪の毛を引き寄せる原因にもなるので、この加工があることで布団をきれいに保つ助けにもなります。
こたつ掛け布団、いつからいつまで使う?
「そろそろ寒くなってきたけど、こたつを出すのはまだ早いかな?」「ゴールデンウィークまで使ってるのは、うちだけ?」など、こたつを出すタイミングやしまうタイミングは、意外と人によって様々で、迷うこともありますよね。ここでは、こたつ掛け布団を使い始める時期と、片付ける時期の一般的な目安についてお話しします。
一般的な使用開始時期と終了時期
全国的な平均で見ると、こたつを使い始めるのは、最低気温が10℃を下回る日が増えてくる11月頃から、という方が多いようです。朝晩の冷え込みが厳しくなり、「暖房をつけるほどではないけれど、何か暖が欲しい」と感じる時期が、こたつの出番の合図かもしれませんね。
一方、こたつをしまう時期は、桜が咲き終わる4月下旬から、ゴールデンウィークにかけてが一般的です。日中はポカポカと暖かくなり、こたつのヒーターをつけなくても過ごせる日が増えてきたら、そろそろお役御免のサイン。地域やその年の気候によって差はありますが、この「11月~4月」というのが、一つの目安になりそうです。
地域やその年の気候による違い
もちろん、この時期はあくまで目安です。北海道や東北などの寒冷地では、10月にはこたつを出し始め、5月過ぎまで使っているご家庭も珍しくありません。逆に、九州や沖縄などの温暖な地域では、12月に入ってから使い始め、3月にはしまってしまう、という場合もあるでしょう。また、その年の気候によっても大きく左右されます。暖冬の年は出番が遅くなりますし、春先に寒さがぶり返す「花冷え」が長引けば、しまうタイミングも自然と遅くなります。カレンダーよりも、ご自身や家族が「寒い」と感じる体感を大切にするのが一番です。
掛け布団を替えるだけで春・秋もこたつを活用
「ヒーターはもういらないけど、テーブルはまだ使いたい」という春先や秋口には、冬用の分厚い掛け布団から、薄手のこたつ布団や、一枚布のマルチカバーなどに掛け替えるという使い方もおすすめです。保温性よりもデザイン性を重視した軽やかなカバーをかければ、お部屋の雰囲気も一気に春らしくなります。ヒーターを使わなければ電気代もかかりませんし、リビングテーブルとして一年中こたつを活用することができます。最近では、春・夏・秋にも使えるような、さらりとした素材感の薄掛け布団も登場しています。
シーズンオフの収納術!長持ちさせる保管方法
ワンシーズンたっぷりお世話になったこたつ布団。来年も気持ちよく使うためには、シーズンオフの正しい「収納」がとても大切です。間違った方法で保管してしまうと、久しぶりに出してみたらカビ臭かったり、虫食いだらけだったり…なんて悲劇も起こりかねません。ここでは、こたつ布団を長持ちさせるための収納術をご紹介します。
収納前に必ずやること:洗濯と完全な乾燥
収納前の最重要ポイントは、「汚れを落として、完全に乾かす」ことです。一見きれいに見えても、シーズン中の汗や皮脂、食べ物のカスなどが残っていると、それが湿気と結びついてカビやダニ、黄ばみ、臭いの原因になります。前の章で解説した方法で洗濯やクリーニングを行い、汚れをきれいにリセットしましょう。
そして、洗濯以上に重要なのが「完全な乾燥」です。表面が乾いていても、中わたの芯はまだ湿っていることがあります。湿気が残ったまま収納するのは絶対にNG。天気の良い日に数日間、風通しの良い場所でしっかりと干し、中までカラッカラに乾かしきったことを確認してから、収納作業に入りましょう。
収納場所の選び方:湿気が少なく風通しの良い場所
こたつ布団の収納場所として最適なのは、「湿気が少なく、風通しの良い、直射日光が当たらない場所」です。多くのご家庭では、押し入れやクローゼットの上段がこれに当たります。湿気は下の方にたまりやすいので、できるだけ高い場所に置くのがおすすめです。逆に、床に直接置いたり、窓際の結露しやすい場所に置いたりするのは避けましょう。
収納袋の選び方:不織布がおすすめ
布団をそのまま押し入れに突っ込むのは、ホコリや汚れが付く原因になるので避けたいところ。収納には専用の袋を使いましょう。ビニール製の袋は通気性が全くないので、内部に湿気がこもってしまい、カビの原因になる可能性があります。おすすめは、通気性に優れた「不織布(ふしょくふ)」製の収納ケースです。ホコリはしっかり防ぎつつ、適度に空気が循環するので、長期保管に向いています。
圧縮袋は使ってもいい?メリットと注意点
かさばるこたつ布団の収納に、掃除機で空気を抜く「圧縮袋」はとても便利ですよね。省スペースという大きなメリットがありますが、使う際にはいくつか注意点があります。長期間圧縮しすぎると、繊維が押しつぶされてしまい、元通りのふっくら感が戻りにくくなることがあります。特に、羽毛布団は、羽の芯(フェザー)が折れてしまい、保温性の低下につながる可能性があるので、圧縮袋の使用はあまりおすすめできません。
ポリエステルわたの布団などで圧縮袋を使う場合でも、空気を抜きすぎず、カチカチになるまで圧縮しないのがコツです。元の厚みの半分程度を目安に、少しゆとりを持たせて圧縮しましょう。そして、シーズン初めに袋から出したら、すぐに使うのではなく、まず風通しの良い場所で陰干しをして、空気を含ませてふっくら感を回復させてあげることが大切です。
防虫剤・除湿剤を上手に活用しよう
収納ケースの中には、必ず「防虫剤」と「除湿剤」を一緒に入れましょう。ウールや木綿などの天然繊維は、衣類を食べる害虫の好物です。防虫剤は、布団の上に直接置くとシミになる可能性があるので、説明書をよく読んで、正しい位置に設置してください。金糸や銀糸が使われている豪華な布団は、防虫剤の種類によっては変色することもあるので、無臭タイプや人形用のものを選ぶと良いでしょう。除湿剤も、湿気対策には欠かせないアイテムです。
収納中の定期的な換気
もし可能であれば、収納している押し入れやクローゼットを、年に1~2回、晴れて乾燥した日に開け放って、空気を入れ替えてあげるとさらに良いでしょう。中にこもった湿気を逃がすことで、カビのリスクをより低減させることができます。
こたつ掛け布団に関する「よくある質問」Q&A
ここまで、こたつ掛け布団の選び方からお手入れまで、様々な情報をお伝えしてきましたが、それでもまだ細かい疑問や気になることがあるかもしれません。ここでは、お客様からよく寄せられる質問とその回答を、Q&A形式でまとめてみました。
掛け布団と敷き布団はセットで買うべき?
こたつ布団には、掛け布団と敷き布団がセットで販売されているものも多くあります。セットで買う最大のメリットは、デザインや色合いに統一感が出ること。コーディネートに悩む必要がなく、手軽におしゃれなこたつスペースを作ることができます。また、別々に買うよりも割安になっている場合もあります。
一方で、必ずしもセットで買う必要はありません。「掛け布団のデザインは好きだけど、敷き布団はもっとクッション性のあるラグが良い」「敷き布団は今使っているものをそのまま使いたい」という場合は、もちろん掛け布団だけで購入してもOKです。掛け布団と敷き布団、それぞれの役割(保温、クッション性、デザイン性など)を考えて、ご自身のニーズに合わせて選ぶのが一番です。
「こたつ布団カバー」は必要?メリットは?
こたつ布団カバーの利用は、とてもおすすめです。カバーをかけることで、いくつかの大きなメリットがあります。
- 汚れ防止になる:掛け布団本体が直接汚れるのを防いでくれます。特に、食べこぼしや飲みこぼしがあった場合、カバーだけをサッと外して洗濯できるので、お手入れが格段に楽になります。
- 手軽にイメージチェンジできる:布団本体を買い替えるのは大変ですが、カバーなら比較的リーズナブルに手に入ります。季節ごとや気分に合わせてカバーを交換すれば、簡単にお部屋の雰囲気を変えて楽しむことができます。
- 肌触りを選べる:例えば、布団本体の側生地が少しチクチク感じる場合でも、上から肌触りの良いコットンやフランネルのカバーをかければ、快適さをアップさせることができます。
カバーを選ぶ際は、布団本体のサイズに合ったものを選び、ズレ防止用のヒモが付いているタイプを選ぶと、中で布団がぐちゃぐちゃになるのを防げます。
古いこたつ布団の処分方法は?
こたつ布団の寿命が来て、新しいものに買い替える際の処分方法は、お住まいの自治体のルールによって異なります。一般的には「粗大ごみ」として扱われることが多いです。その場合、事前に電話やインターネットで申し込みをし、有料の処理券を購入して貼り付け、指定された日に指定された場所に出す、という流れになります。
また、自治体によっては、ハサミなどで小さく裁断すれば「燃えるごみ」として出せる場合もあります。ただし、布団を裁断するのはかなりの重労働ですし、中のわたが飛び散って大変なことになる可能性もあります。まずは、お住まいの市区町村のホームページやごみ出しパンフレットで、正しい処分方法を確認することが大切です。
ペットがいる家庭での選び方のポイントは?
犬や猫などのペットがいるご家庭では、いくつか選び方のポイントがあります。
- 洗いやすさを最優先:抜け毛や粗相などで汚れる可能性が高いため、家庭の洗濯機で気軽に丸洗いできる、ポリエステルわたの布団がおすすめです。速乾性の高いマイクロファイバー素材なども良いでしょう。
- 爪が引っかかりにくい生地を選ぶ:ループ状のパイル生地や、ざっくりとした織りの生地は、ペットの爪が引っかかってほつれやすいです。フランネルやフリース、高密度に織られた生地など、表面が滑らかなものが比較的安心です。
- 抜け毛が目立ちにくい色・柄を選ぶ:ペットの毛の色と反対の色の布団を選ぶと、抜け毛が非常に目立ちます。ペットの毛色に近い色や、毛が絡みにくい素材、柄物などを選ぶと、お手入れのストレスが少し軽減されます。
赤ちゃんのいる家庭での注意点は?
赤ちゃんのいるご家庭でこたつを使う際は、安全面に特に注意が必要です。赤ちゃんは体温調節機能が未熟なため、大人が快適と感じる温度でも、熱がこもりすぎて「低温やけど」や「脱水症状」を引き起こす危険性があります。
こたつ布団の観点からは、赤ちゃんが顔をうずめても窒息の危険が少ないよう、できるだけ軽くて通気性の良いものを選ぶと良いでしょう。重たい木綿わたなどは避けた方が無難かもしれません。また、ホコリの出にくいポリエステルわたや、アレルギーが気になる場合は防ダニ加工のものを選ぶのも一つです。そして何より、赤ちゃんをこたつで寝かせたままにせず、大人が常に様子を見てあげることが最も重要です。
こたつ布団の寿命ってどれくらい?買い替えのサインは?
こたつ布団の寿命は、使用頻度や素材、お手入れの状況によって大きく異なりますが、一般的には5年前後が一つの目安と言われています。以下のようなサインが見られたら、買い替えを検討するタイミングかもしれません。
- 中わたの「へたり」:購入時に比べて、明らかにボリュームがなくなり、薄っぺらくなってしまった。暖かさを感じにくくなった。
- わたの偏り:洗濯や長年の使用で、中のわたがダマになったり、一部分に固まってしまったりしている。
- 生地の劣化:側生地が擦り切れて薄くなったり、破れてしまったりしている。
- 汚れや臭いが取れない:洗濯やクリーニングをしても、染み付いた汚れや嫌な臭いが取れなくなった。
快適さや衛生面を考えて、これらのサインに気づいたら、新しい布団との出会いを考えてみてはいかがでしょうか。
まとめ:自分にぴったりのこたつ掛け布団で、素敵な冬ごもりを
ここまで、こたつ掛け布団の選び方からお手入れ、収納に至るまで、本当にたくさんの情報をお伝えしてきました。もう、お店に行っても「何を基準に選べばいいの?」と迷うことはないはずです。
最後にもう一度、大切なポイントをおさらいしましょう。
- まずは「サイズ」から!:こたつ天板+110~130cmを目安に、お部屋とのバランスを考えて選びましょう。
- 暖かさの要「中わた」を知る:扱いやすい「ポリエステル」、軽くて暖かい「羽毛」、昔ながらの「木綿」など、それぞれの特徴を理解しましょう。
- 肌触りと見た目の「側生地」を楽しむ:とろける「フランネル」、さらふわ「マイクロファイバー」、ナチュラルな「綿」など、好みの肌触りとインテリアに合う素材を見つけましょう。
- お手入れ方法を事前にチェック:家庭で洗えるか、クリーニングが必要か。自分のライフスタイルに合ったものを選べば、長く清潔に使えます。
- 便利な「機能性」にも注目:省スペース、はっ水、抗菌防臭など、+αの機能がこたつライフをより快適にしてくれます。
こたつ掛け布団は、冬の間、毎日見て、毎日触れる、暮らしのパートナーのような存在です。この記事で得た知識を総動員して、あなたにとって「最高の一枚」を見つけてください。自分自身でじっくり考えて選んだこたつ布団は、きっと愛着もひとしおのはず。
お気に入りのこたつ布団にぬくぬくと包まれながら、本を読んだり、映画を見たり、家族や友人と語らったり…。そんな何気ないけれど、かけがえのない幸せな時間を、ぜひ素敵なこたつと共にお過ごしください。この記事が、あなたの冬ごもりを最高に心地よいものにする、その一助となれたなら、これほど嬉しいことはありません。

