お部屋の雰囲気をぐっとおしゃれにしてくれる「カフェテーブル」。リビングのソファ前や、ちょっとしたスペースに置くだけで、そこがお気に入りのカフェ空間に早変わりします。でも、いざ選ぶとなると「どんなサイズがいいの?」「高さは?」「素材は何が違うの?」なんて、たくさんの疑問が浮かんできますよね。デザインだけで選んでしまって、「なんだか使いにくい…」「部屋が狭く見える…」なんて失敗は絶対に避けたいものです。
こんにちは!この記事では、そんなカフェテーブル選びのお悩みを解決するべく、知っておきたい全ての情報をぎゅっと詰め込みました。特定の商品は一切紹介しません。ランキングやおすすめ商品一覧もありません。純粋に、あなた自身が「これだ!」と思える最高の一台を見つけるための、お役立ち情報だけを、どこよりも詳しく、そして分かりやすく解説していきます。
この記事を最後まで読めば、あなたはもうカフェテーブル選びで迷うことはありません。自分のライフスタイルやお部屋にぴったり合ったテーブルを見つけ出し、毎日がもっと豊かで、もっと素敵なものになるはずです。さあ、一緒に後悔しないカフェテーブル選びの旅に出かけましょう!
そもそもカフェテーブルって何?ダイニングテーブルとの違い
カフェテーブル選びを始める前に、まずは「カフェテーブルとは何か」をはっきりさせておきましょう。「ダイニングテーブルと何が違うの?」と疑問に思う方も多いかもしれません。見た目は似ていても、実はその役割やサイズ感には大きな違いがあるんです。この違いを理解することが、理想のテーブル選びの第一歩になりますよ。
カフェテーブルの定義と主な役割
カフェテーブルとは、その名の通り、カフェに置かれているような、比較的小さめのテーブルを指します。主な役割は、本格的な食事というよりは、お茶やコーヒー、軽い食事(軽食)を楽しんだり、読書をしたり、ノートパソコンで少し作業をしたりといった、くつろぎの時間をサポートすることです。
一般的には1人から2人、多くても3人程度で使うことを想定して作られています。そのため、天板のサイズはコンパクトで、高さもダイニングテーブルよりやや低めに設定されていることが多いのが特徴です。そのコンパクトさから、リビングのソファ前、一人暮らしのお部屋、寝室の片隅、ベランダなど、様々な場所に気軽に置けるのが魅力。また、空間のアクセントになるような、デザイン性の高いものが多いのも見逃せないポイントです。
ダイニングテーブルとの比較
一方で、ダイニングテーブルは、家族や友人と一緒に、しっかりと食事をすることを主な目的としたテーブルです。そのため、複数人分の食器や大皿料理を並べられるよう、天板は広く、椅子の出し入れや食事のしやすさを考慮した高さに設計されています。
カフェテーブルとダイニングテーブルの違いを分かりやすく表にまとめてみました。どちらが良い・悪いではなく、用途や使う人数、置く場所によって最適なテーブルが変わってくるんですね。
| 項目 | カフェテーブル | ダイニングテーブル |
| 主な用途 | 軽食、お茶、読書、簡単な作業など | 本格的な食事 |
| 想定人数 | 1人~2人(多くても3人) | 2人以上(4人掛け、6人掛けなど) |
| 一般的な高さ | 約60cm~70cm(ソファに合わせる低いタイプもある) | 約70cm~75cm |
| 天板の大きさ | コンパクト(直径60cm前後、一辺60cm前後など) | 広い(幅120cm以上など) |
| デザイン | 多様で個性的、空間のアクセントになるものが多い | 機能的でシンプル、どんな椅子にも合わせやすいものが多い |
| 設置場所 | リビング、ダイニング、寝室、書斎、ベランダなど様々 | 主にダイニングスペース |
このように比べてみると、違いは一目瞭然ですね。あなたが求めているのは、ゆったりと食事をするための広いテーブルですか?それとも、お茶を飲んだり、好きな本を読んだりする、自分だけの特別な時間を過ごすためのコンパクトなテーブルですか?まずはここを明確にすることが大切です。
後悔しない!カフェテーブル選びで絶対に押さえるべき基本の5ステップ
さて、カフェテーブルの基本的な役割がわかったところで、いよいよ具体的な選び方を見ていきましょう。ここからは、後悔しないためのテーブル選びを5つのステップに分けて、誰にでも分かりやすく解説していきます。このステップ通りに進めれば、あなたにぴったりの一台がきっと見つかりますよ!
STEP1:まずは「何に使うか」を明確にしよう!
何よりも先に考えるべきなのが、「そのカフェテーブルを、あなたが何のために使いたいか」という用途です。これが曖昧なままだと、デザインだけで選んでしまい、「いざ使ってみたら不便だった…」なんてことになりかねません。あなたの日常を想像しながら、主な使い方をリストアップしてみましょう。
- お気に入りのマグカップで、ゆっくりコーヒーや紅茶を飲むのがメイン。
- 朝食やランチなど、1人分の食事にもしっかり使いたい。
- パートナーや友人と2人で食事やお茶をする機会が多い。
- ノートパソコンを広げて、在宅ワークや趣味の作業に使いたい。
- ソファの横に置いて、リモコンやスマホを置くサイドテーブルとして活用したい。
- あまり物は置かず、お花や雑貨を飾るディスプレイ用として使いたい。
- 本や雑誌を読みながらくつろぐためのスペースにしたい。
どうでしょうか?いくつかの用途が思い浮かんだかもしれませんね。例えば、「ノートパソコンでの作業」がメインなら、ある程度の広さが必要ですし、「食事」に使うなら、食器がちゃんと乗るサイズ感が求められます。逆に「コーヒーを飲むだけ」なら、そこまで大きな天板は必要ありません。一番優先したい用途は何かを考えることが、失敗しないテーブル選びの鍵となります。
STEP2:次に「どこに置くか」を決めよう!
用途が決まったら、次はテーブルの「置き場所」を具体的にイメージしましょう。お部屋のどこに置くかによって、最適なサイズやデザイン、さらには必要な機能まで変わってきます。
例えば、リビングのソファの前に置くなら、ソファに座ったまま使いやすい高さやサイズが重要になります。ダイニングスペースに置くなら、食事用の椅子と合わせることになるでしょう。寝室なら、ベッドサイドテーブルとしての役割も兼ねるかもしれません。書斎なら、作業のしやすさが最優先事項になりますね。
そして、置き場所を考える上で絶対に忘れてはいけないのが「動線」の確保です。動線とは、人が部屋の中を移動する経路のこと。テーブルを置いたことで、部屋が窮屈になったり、通りにくくなったりしては、せっかくのお気に入りの空間がストレスの原因になってしまいます。テーブルの周りに、人がスムーズに通れるだけのスペース(一般的に60cm以上あると快適と言われます)が確保できるか、椅子を引いたときに壁や他の家具にぶつからないか、といった点も考慮して設置場所を決めましょう。
STEP3:サイズと高さを測って失敗を防ごう!
用途と置き場所が決まれば、いよいよ最重要ポイントである「サイズ」と「高さ」の決定です。ここを間違えると、使い勝手が極端に悪くなってしまうので、慎重にいきましょう。メジャーを用意して、実際に測ってみるのが一番確実です!
天板のサイズの決め方
天板のサイズは、先ほど考えた「用途」と「使う人数」から導き出します。新聞紙やダンボールを、検討しているテーブルのサイズに切って、実際に置きたい場所に置いてみるのがおすすめです。これにより、お部屋に置いた時の圧迫感や、周りの家具とのバランスをリアルに体感できますよ。
- 1人で使う場合:コーヒーカップと本を置くくらいなら、直径40~50cmの円形や、一辺が50cm程度の正方形でも十分です。食事やノートパソコンでの作業を考えるなら、最低でも直径60cm、または60cm角は欲しいところ。これくらいあると、A4ノートとマグカップを置いても余裕があります。
- 2人で使う場合:向かい合ってお茶をするなら直径60cmでも可能ですが、食事をするなら少し手狭に感じるかもしれません。2人分の食器を余裕をもって並べたいなら、直径70~80cmの円形や、70~80cm角の正方形が目安になります。長方形なら、幅が90cm以上あると、横並びでも向かい合わせでもゆったりと使えます。
ポイントは、「実際に置くものをイメージすること」です。お皿、カトラリー、グラス、ノートパソコン、本、スマホ…あなたがテーブルの上に乗せたいものを思い浮かべ、それらがきちんと収まるかどうかを考えてみましょう。
テーブルの高さの決め方
テーブルの高さは、一緒に使う椅子の座面の高さとのバランスで決まります。この「テーブル天板の高さ」と「椅子の座面の高さ」の差を「差尺(さじゃく)」と呼び、これが使いやすさを決める非常に重要な要素になります。
一般的に、食事や作業がしやすい理想の差尺は25cm~30cmと言われています。例えば、座面の高さが42cmの椅子を使うなら、テーブルの高さは67cm~72cmがベスト、ということになります。もし、すでにお持ちの椅子に合わせる場合は、必ずその椅子の座面高を測ってからテーブルの高さを選びましょう。
ソファの前に置く場合は、少し考え方が変わります。ソファは一般的なダイニングチェアよりも座面が低い(35cm~42cm程度)ため、それに合わせる形になります。
- ソファに座って飲み物を取ったり、リモコンを置いたりするのがメインなら、ソファの座面と同じか、少し高いくらい(高さ40~50cm程度)のローテーブルタイプのものが使いやすいでしょう。
- ソファに座って食事や作業もしたい場合は、少し前かがみになる姿勢を考慮し、高さ60cm前後のものがおすすめです。これくらいの高さがあれば、ダイニングテーブルほどではありませんが、比較的楽な姿勢で作業ができます。
また、バーカウンターのように使える「ハイテーブル(カウンターテーブル)」という選択肢もあります。高さが90cm~100cmほどあり、スタンディングで使ったり、ハイスツールと合わせたりすることで、空間にメリハリが生まれ、カフェのような雰囲気をより一層高めてくれます。
忘れがちな「搬入経路」の確認
デザインやサイズが決まって、いざ購入!という前に、絶対に確認してほしいのが「搬入経路」です。せっかく素敵なテーブルを見つけても、お部屋まで運べなければ元も子もありません。
特に、完成品として届くテーブルや、サイズの大きなテーブルを検討している場合は注意が必要です。以下の場所の幅と高さを、事前に必ずメジャーで測っておきましょう。
- 玄関のドア
- お部屋のドア
- 廊下
- 階段(特に曲がり角)
- エレベーターの入口と内部
テーブルの最も長い辺が、搬入経路の最も狭い部分を通過できるかを確認します。また、テーブルが組み立て式なのか、完成品なのかも重要なチェックポイントです。組み立て式であれば、パーツごとに搬入できるので、経路の問題はクリアしやすいことが多いです。
STEP4:理想の空間を叶える「デザイン」を見つけよう!
機能的な側面をクリアしたら、次はいよいよ心躍る「デザイン」選びです。カフェテーブルは、お部屋の印象を大きく左右する主役級のインテリア。ここでは、デザインを構成する「天板の形」「脚のデザイン」「カラー」の3つの要素に分けて、それぞれの特徴を見ていきましょう。
天板の形で印象はガラリと変わる
天板の形は、テーブルの機能性だけでなく、お部屋に与える印象も大きく変えます。代表的な形とそれぞれの特徴を知って、理想のイメージに近づけましょう。
- 円形(ラウンド):角がないため、柔らかく優しい印象を与えます。座る人数に融通がききやすく、どの方向からでもアクセスしやすいのがメリット。向かい合って座った時に、自然と視線が交わりやすく、コミュニケーションが取りやすい形です。お部屋の角や壁際に置いても圧迫感が少なく、動線も確保しやすいです。
- 正方形(スクエア):シャープでモダンな印象を与えます。壁やコーナーにぴったりと付けて配置しやすく、スペースを有効活用できるのが魅力。2台並べて長方形のように使ったり、4台集めて大きなテーブルにしたりと、レイアウトの自由度が高いのも特徴です。
- 長方形(レクタンブル):最も一般的で、汎用性の高い形です。広い作業スペースを確保しやすく、食事からデスクワークまで幅広く対応できます。壁付けして配置すれば、スペースを無駄なく使えます。ソファの前に置くローテーブルとしても人気のある形です。
- その他の形(楕円、三角形など):楕円形(オーバル)は、長方形の使いやすさと円形の柔らかさを併せ持った、いいとこ取りの形です。三角形や不定形など、個性的なデザインのテーブルは、置くだけでお部屋の主役になり、アーティスティックな雰囲気を演出してくれます。
脚のデザインも重要なチェックポイント
意外と見落としがちですが、テーブルの「脚」は全体の印象と使い勝手を左右する重要なパーツです。天板だけでなく、脚のデザインにも注目してみましょう。
- 一本脚(ペデスタルレッグ):中央に一本の太い脚があるタイプ。カフェで最もよく見かけるデザインかもしれません。足元のスペースが広く、椅子の配置に制約が少ないのが最大のメリット。どの位置に座っても脚が邪魔になりにくく、出入りがスムーズです。見た目もすっきりとしてスタイリッシュな印象を与えます。
- 二本脚(T字脚など):天板の両端、または中央寄りに2本の脚があるタイプ。一本脚よりも安定感が増し、デザイン性の高いものが多いのが特徴です。長方形の天板と組み合わせられることが多く、ベンチタイプの椅子とも好相性です。
- 四本脚:最もスタンダードで、抜群の安定感を誇るデザインです。どんな天板の形とも相性が良く、クラシックからモダンまで幅広いスタイルにマッチします。ただし、コーナー部分に座ると脚が邪魔になることがあるため、椅子の配置には少し工夫が必要です。
- その他のデザイン(クロスレッグ、ワイヤーレッグなど):脚が交差したクロスレッグや、細い金属線を組み合わせたワイヤーレッグなど、個性的なデザインもたくさんあります。脚のデザインひとつで、テーブルの表情は大きく変わるので、ぜひこだわって選んでみてください。
カラーでお部屋の雰囲気をコントロール
テーブルの色は、お部屋全体のカラーコーディネートに大きな影響を与えます。周りの家具や床、壁の色とのバランスを考えて選びましょう。
インテリアのカラーコーディネートには、「ベースカラー(床・壁・天井など)」「アソートカラー(ソファ・カーテン・ラグなど)」「アクセントカラー(クッション・小物など)」の3つの要素があります。カフェテーブルは、アソートカラーかアクセントカラーとして考えると、全体のまとまりが良くなります。
- ナチュラル(木目):温かみがあり、どんなテイストの部屋にも馴染みやすい万能カラー。オークやパインなどの明るい木目はナチュラルで優しい雰囲気に、ウォールナットなどの暗い木目はシックで落ち着いた雰囲気になります。
- ホワイト(白):お部屋を明るく、広く見せてくれる効果があります。清潔感があり、モダンテイストや北欧テイスト、韓国風インテリアなどによく合います。他の色との組み合わせもしやすいです。
- ブラック(黒):空間を引き締め、高級感や重厚感を演出します。インダストリアルテイストやモダンテイストと相性抜群。ただし、存在感が強い色なので、圧迫感が出ないように、脚が細いデザインを選ぶなど、バランスを考えることが大切です。
- グレー:ホワイトとブラックの中間色で、洗練された都会的な印象を与えます。どんな色とも調和しやすく、上品で落ち着いた空間作りに役立ちます。
- ビビッドカラー(赤、青、黄色など):お部屋のアクセントとして取り入れると、一気におしゃれで個性的な空間になります。他の家具をシンプルな色でまとめ、テーブルを主役にするコーディネートも素敵です。
STEP5:長く愛用するための「素材」を知ろう!
最後のステップは、テーブルの「素材」選びです。素材は、見た目の印象はもちろん、耐久性やお手入れのしやすさ、価格にも大きく関わってきます。それぞれの素材のメリット・デメリットをしっかり理解して、あなたのライフスタイルに合ったものを選びましょう。
天板の素材
天板は、直接物が触れる一番目立つ部分。素材選びは特に重要です。
| 素材 | メリット | デメリット |
| 木製(無垢材・突板など) | 温かみのある風合い。経年変化を楽しめる。どんなインテリアにも合わせやすい。 | 水分や熱、傷に弱い。定期的なメンテナンスが必要な場合がある。重い。 |
| ガラス | スタイリッシュでモダンな印象。圧迫感がなく、部屋を広く見せる効果がある。 | 指紋や汚れが目立ちやすい。傷がつきやすい。冷たい質感。割れる可能性がある。 |
| メラミン化粧板 | 傷・熱・汚れに非常に強い。デザインや色が豊富。価格が手頃。お手入れが簡単。 | 無垢材のような質感や経年変化はない。角が剥がれやすいものもある。 |
| 金属(スチールなど) | クールでインダストリアルな雰囲気。丈夫で耐久性が高い。 | 冷たく硬い質感。傷が目立つことがある。錆びることがある。 |
| 大理石・セラミック | 高級感と重厚感がある。熱や傷に強い(特にセラミック)。唯一無二の模様。 | 非常に重い。高価。衝撃で割れたり欠けたりすることがある。酸に弱い(大理石)。 |
例えば、小さなお子様がいるご家庭や、お手入れの手間を減らしたい方には、傷や汚れに強いメラミン化粧板が向いているかもしれません。一方で、物を大切に育てていく感覚を楽しみたい、本物志向の方には、経年変化が美しい無垢材がぴったりです。それぞれの素材の「性格」を知ることが大切ですね。
脚の素材
脚の素材は、天板との組み合わせで全体のテイストを決定づけます。
- スチール:最もポピュラーな脚の素材の一つ。シャープでモダンな印象を与え、インダストリアルテイストには欠かせません。黒く塗装されたものが多く、空間を引き締める効果があります。
- 木製:天板と同じく木製の脚を選ぶと、統一感のあるナチュラルで温かみのある印象になります。木製の天板にスチール脚を合わせるなど、異素材の組み合わせもおしゃれです。
- アルミ:スチールよりも軽量で、錆びにくいのが特徴。スタイリッシュで洗練された雰囲気を演出します。
テイスト別!理想のカフェ空間を作るコーディネート術
カフェテーブルの選び方の基本がわかったら、次はお部屋全体の「テイスト」に合わせたコーディネートを考えてみましょう。あなたが目指すのはどんな空間ですか?ここでは人気のインテリアテイスト別に、それぞれにマッチするカフェテーブルの選び方やコーディネートのヒントをご紹介します。
ナチュラルテイスト
木の温もりと自然の素材感を活かした、安らぎのあるナチュラルテイスト。まるで森の中にいるような、心地よい空間を目指すなら、明るい色の木製テーブルが主役になります。オークやアッシュ、ビーチといった木材が持つ、優しく素朴な風合いがぴったりです。形は、角の取れた長方形や円形など、柔らかさを感じさせるデザインを選ぶと、より雰囲気が高まります。脚も天板と同じ木製で揃えると、統一感が出て落ち着いた印象に。周りには、観葉植物を置いたり、コットンやリネンといった自然素材のファブリックを取り入れたりするのがおすすめです。
北欧テイスト
冬が長く厳しい北欧の国々で生まれた、機能的でシンプルながらも、どこか温かみを感じる北欧テイスト。日々の暮らしを大切にする考え方がデザインにも反映されています。カフェテーブルを選ぶなら、シンプルで無駄のないフォルムのものが基本です。白木の美しい木目を活かしたテーブルや、木製の脚に白い天板を組み合わせたデザインは、まさに北欧スタイルの王道。ハンス・J・ウェグナーやアルネ・ヤコブセンといった巨匠たちがデザインした、美しい曲線を持つ椅子と合わせると、一気におしゃれな空間が完成します。
インダストリアルテイスト
工場や倉庫を彷彿とさせる、無骨で飾り気のないスタイルが魅力のインダストリアルテイスト。「工業的」という意味の通り、使い込まれた素材感が特徴です。このテイストに合わせるなら、アイアン(スチール)製の黒い脚と、古材風のラフな木製天板を組み合わせたテーブルが最適です。わざと傷や塗装のムラを残したような、ヴィンテージ感のあるものが雰囲気にマッチします。天板の素材は、木材だけでなく、コンクリートやモルタル調のものもクールでかっこいいですね。全体をブラックやダークブラウン、グレーといったダークトーンでまとめ、レンガの壁や剥き出しの配管などと組み合わせると、より本格的な空間になります。
モダンテイスト
直線的でシャープなラインと、生活感を感じさせない無機質な素材で構成されるモダンテイスト。都会的で洗練された、ホテルライクな空間を目指す方におすすめです。カフェテーブルは、ガラスの天板にクロームメッキのスチール脚を合わせたものや、光沢のある塗装が施されたテーブルなどがよく合います。素材は、ガラスや金属、大理石などが中心。色は、モノトーン(白・黒・グレー)を基調に、すっきりとまとめるのがセオリーです。余計な装飾を排した、ミニマルなデザインを選ぶことが、モダンな空間作りの鍵となります。
韓国風・淡色カフェテイスト
SNSでも大人気の、白やベージュ、アイボリーといった淡い色合いで統一された、優しく儚げな雰囲気の韓国風・淡色カフェテイスト。このスタイルには、クリア素材(アクリル)のテーブルや、天板が波型や豆型になったユニークな形のテーブルがぴったりです。また、チューリップチェアに合わせるような、曲線的で滑らかなデザインの白いテーブルも人気。全体的に、直線よりも曲線を意識した、柔らかいフォルムの家具を選ぶと、雰囲気が出ます。ドライフラワーや韓国雑貨、ウェーブミラーなどを飾って、自分だけのおうちカフェ空間を楽しみましょう。
ヴィンテージ・アンティークテイスト
長い年月を経てきたものだけが持つ、独特の風合いと深い味わいが魅力のヴィンテージ・アンティークテイスト。懐かしくて、どこか落ち着く空間を作りたいなら、使い込まれた風合いの木製テーブルを選びましょう。特に、ウォールナットやマホガニーといった、色の濃い木材は重厚感があり、アンティークな雰囲気を高めてくれます。猫脚(カブリオールレッグ)のような装飾的なデザインの脚や、取っ手に真鍮などの金属パーツが使われているものも素敵です。蚤の市で見つけたような、一点もののテーブルを中心に、レザーのソファやオリエンタルラグなどをコーディネートしていくのも楽しいですね。
カフェテーブルをさらに快適に!あると便利な機能とアイデア
基本的な選び方に加えて、もう一歩踏み込んだ「機能性」や「+αのアイデア」を知っておくと、カフェテーブルとの暮らしがもっと豊かで快適になります。ここでは、あなたのカフェライフを格上げする、便利な機能やコーディネートのヒントをご紹介します。
機能性で選ぶという選択肢
デザインや素材だけでなく、「こんな機能があったら便利だな」という視点でテーブルを選んでみるのも一つの手です。ライフスタイルによっては、驚くほど日々の生活が快適になるかもしれません。
- 昇降機能付き:天板の高さを自由に変えられるタイプ。ソファに合わせてローテーブルとして使ったり、食事や作業の時には高くして使ったりと、シーンに合わせて最適な高さに調節できる優れものです。一台で何役もこなしてくれるので、スペースが限られているお部屋にもおすすめです。
- 伸長式(エクステンション):普段はコンパクトなサイズで使い、友達や家族が来た時には天板を広げて大きくできるテーブル。来客が多いけれど、普段は部屋を広く使いたい、という方にぴったりの機能です。
- 収納付き(棚付き・引き出し付き):天板の下に棚や引き出しが付いているタイプ。ついついテーブルの上に散らかりがちな、リモコンや雑誌、ティッシュボックスなどをすっきりと片付けることができます。生活感を隠し、いつでもきれいなテーブルトップを保ちたい方には嬉しい機能ですね。
- 折りたたみ式:使わない時には脚を折りたたんで、コンパクトに収納できるテーブル。一人暮らしのお部屋でスペースを有効活用したい場合や、来客用のサブテーブルとして、またアウトドアに持ち出して使うなど、様々な場面で活躍します。
- 屋外対応:ベランダやテラス、お庭に置いて、気軽にオープンカフェ気分を楽しめるのが屋外対応のテーブルです。雨や紫外線に強い素材(樹脂製、アルミ製、特殊な加工を施した木材など)で作られているので、屋外でも安心して使えます。
合わせる椅子で空間はもっと豊かになる
カフェテーブルの相棒である「椅子」。この椅子との組み合わせ次第で、空間の印象は無限に広がります。テーブルとセットで考えることで、よりハイレベルなコーディネートが可能です。
- あえてバラバラの椅子を置く:カフェやビストロでよく見かける、デザインや色の違う椅子をあえて組み合わせる上級テクニック。難しそうに聞こえますが、素材感(木製で統一する、など)や、色のトーンを合わせるなどのルールを決めれば、意外とまとまりやすく、こなれた雰囲気を演出できます。
- ベンチタイプを合わせる:テーブルの片側をベンチにすると、省スペースになり、座れる人数にも柔軟に対応できます。背もたれがない分、空間に圧迫感が出にくいのもメリット。使わない時はテーブルの下にすっきり収めることも可能です。
- スツールを活用する:背もたれのないスツールは、来客時の補助椅子としてだけでなく、サイドテーブルや植物を置く台としても使える万能アイテム。いくつか用意しておくと、レイアウトの自由度がぐっと高まります。
テーブル周りの小物使いでおしゃれ度アップ
お気に入りのカフェテーブルを手に入れたら、小物使いでさらに自分らしく彩ってみましょう。ちょっとした工夫で、いつものテーブルがもっと特別な場所になります。
- テーブルランナーやプレイスマット:テーブルに一枚敷くだけで、食卓が華やかになり、食器が直接天板に当たるのを防いでくれます。季節や気分に合わせて色や柄を変えるだけで、手軽にイメージチェンジが楽しめます。
- お気に入りのフラワーベースやキャンドル:一輪挿しにお花を生けたり、デザイン性の高いキャンドルホルダーを置いたりするだけで、テーブルの上がアートな空間に。季節感を取り入れるのも素敵ですね。
- コースターやカトラリーにこだわる:お気に入りのカフェで使われているような、少しこだわったデザインのコースターやカトラリーを用意するのもおすすめです。日々のティータイムが、より一層豊かな時間になります。
お手入れとメンテナンスで、お気に入りをいつまでも
せっかく選んだお気に入りのカフェテーブル。できることなら、ずっときれいに、長く愛用したいですよね。そのためには、日頃のお手入れと、素材に合ったメンテナンスが欠かせません。ここでは、基本的なお手入れ方法から、いざという時のトラブル対処法まで、詳しくご紹介します。
素材別・基本のお手入れ方法
素材によって、お手入れの「得意なこと」と「苦手なこと」があります。正しい方法を知って、テーブルを長持ちさせましょう。
- 木製:普段のお手入れは、柔らかい布での乾拭きが基本です。汚れが気になる場合は、固く絞った布で水拭きし、その後すぐに乾いた布で水分を完全に拭き取ってください。水分が残っていると、輪ジミや反りの原因になります。特に、オイル仕上げの無垢材テーブルは、半年に一度から一年に一度、専用のオイルを塗り込むことで、乾燥を防ぎ、美しい艶と風合いを保つことができます。ウレタン塗装のものは、表面が樹脂でコーティングされているため、比較的、水や汚れに強いですが、熱いものを直接置くのは避けましょう。
- ガラス製:指紋やホコリが目立ちやすいので、こまめな拭き掃除がポイントです。市販のガラスクリーナーを使い、糸くずの出ないマイクロファイバークロスなどで拭くと、拭き跡が残らずきれいに仕上がります。研磨剤入りのクリーナーや硬いタワシは、傷の原因になるので絶対に使わないでください。
- メラミン化粧板:非常に丈夫でお手入れが楽な素材です。普段は乾拭きや水拭きで十分。油汚れなどがついた場合は、薄めた中性洗剤を布に含ませて拭き取り、その後、水拭きと乾拭きで洗剤成分をしっかり取り除きましょう。
- 金属製:乾いた柔らかい布で拭くのが基本です。水分が付いたまま放置すると錆の原因になることがあるので、すぐに拭き取るように心がけましょう。
こんな時どうする?トラブル対処法
気をつけていても、うっかり輪ジミを作ってしまったり、傷をつけてしまったりすることもありますよね。そんな時のための、応急処置的な対処法を知っておくと安心です。
- 輪ジミができてしまったら(木製・オイル仕上げの場合):ごく軽いものであれば、その部分にオイルを塗り込んで布で優しく擦ると、目立たなくなることがあります。それでも消えない場合は、目の細かいサンドペーパー(400番以上)で木目に沿って優しく削り、周りと馴染ませてから再度オイルを塗り込むという方法もありますが、失敗のリスクもあるため、専門家への相談も検討しましょう。
- 小さな傷がついてしまったら(木製の場合):浅い引っかき傷であれば、市販の補修用クレヨンやペンで目立たなくすることができます。家具の色に合ったものを選んで、傷を埋めるように塗り込み、はみ出た部分を布で拭き取ります。
- ガタつきが出てきたら:テーブルのガタつきは、床の凹凸が原因の場合と、脚の緩みが原因の場合があります。まずは、脚の付け根にあるネジやボルトが緩んでいないかを確認し、緩んでいれば締め直しましょう。それでも直らない場合は、脚の裏にフェルトや市販の調整パッドを貼って高さを調整してみてください。
DIYで自分だけのカフェテーブルに
もし今お使いのテーブルに飽きてきたり、もっと自分好みに変えたいと思ったりしたら、DIYでリメイクするのも一つの手です。(※DIYは自己責任となり、失敗のリスクも伴いますので、慎重に行ってください)
- リメイクシートを貼る:天板に、木目調や大理石調などのリメイクシートを貼るだけで、がらりと印象を変えることができます。比較的簡単にでき、賃貸などで原状回復が必要な場合にも使える剥がせるタイプもあります。
- 天板を塗り替える:既存の塗装をサンダーなどで剥がし、好きな色のペンキやオイルステインで塗り替える方法です。手間はかかりますが、世界に一つだけのオリジナルテーブルが作れます。
- 脚を交換する:天板は気に入っているけれど、脚のデザインが…という場合は、脚だけを交換するのもおすすめです。DIYショップやオンラインで、テーブル用の脚パーツが販売されています。天板の重さに耐えられる、適切な脚を選びましょう。
まとめ:あなただけの特別な一台を見つけよう
ここまで、カフェテーブル選びの基本から、コーディネート術、メンテナンス方法まで、本当にたくさんの情報をお伝えしてきました。もう一度、大切なポイントを振り返ってみましょう。
後悔しないカフェテーブル選びの鍵は、「用途」「置き場所」「サイズと高さ」「デザイン」「素材」という5つのステップを、順番に、そして丁寧に見極めていくことです。まずは、あなたがそのテーブルでどんな時間を過ごしたいのかをじっくりと想像してみてください。そして、お部屋のスペースを正確に測り、動線を確保すること。合わせる椅子とのバランス(差尺)を考えることも忘れてはいけません。
デザインや素材は、あなたのお部屋のテイストや、お手入れにかけられる手間などを考慮して、総合的に判断することが大切です。焦る必要はまったくありません。たくさんの選択肢の中から、まるでパズルのピースをはめるように、あなたのライフスタイルにぴったりと合う、あなただけの特別な一台をじっくりと探してみてください。
この記事が、そのための羅針盤となれたなら、これほど嬉しいことはありません。お気に入りのカフェテーブルが、あなたの毎日の暮らしを、今よりもっと豊かで、もっと素敵なものにしてくれることを心から願っています。

